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街歩きにちょっと寄りたい、近代の暮らしと産業・ヴァルナ歴史博物館【ヴァルナ】

カテゴリー:文化・芸術・美術 / 旅行・ツアー・ホテル / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2015年5月17日

ヴァルナ旧市街にある古代ローマの浴場跡の南の方角には、ヴァルナ歴史博物館(Музей за история на Варна)があり、19世紀から20世紀にかけての近代のヴァルナの歴史に関する展示が、地下1階から2階まで展示されています。
ある日ローマの浴場跡を通り過ぎ、この歴史博物館を訪れてみることにしました。するとこの博物館の目の前でテレビ取材のカメラとマイクを持った女性レポーターの方とすれ違い、彼らはすぐ車に乗り移動していきました。

ヴァルナ中心部には案内表示が時々立っていますが、道が入り組んでいてまっすぐではないので、だいたいの方角が知られるだけです。ブルガリア語と英語で表示されています。

歴史博物館は聖プルプムチュツァ・パラスケヴァ正教会(Православен храм Св. прпмчца Параскева)の真向かいにあります。

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館内に入るとガイドの方に出身国を聞かれ、日本からだと私が答えると、日本語は話せないとチケットの窓口の方と楽しく笑っていました。来館者の為にガイドの方が館内を案内し、各展示品の説明をしてくれます。ブルガリア語、英語、ロシア語から選択できます。案内は少し早いスピードでのんびり鑑賞するというよりは、次々に場所を移って鑑賞していきます。


初めに地下に案内され、オスマン帝国支配中に低迷していた経済が、帝国からの解放によって復活し、産業が発達した時代に使用されていた工芸製品の機械と物品の輸出入に重要な役割を果たしていた港の様子が展示されていました。ガイドの方はイギリスから輸入されたという印刷機にひじを付き、台の上にもたれながら熱心に話をしてくれます。ワイン製造の樽やとうもろこしの袋は黒海を通って外国へ輸出されていったり、大きなはたおり機や郵便スタンプなども見られました。ヴァルナは同様に港町であるフランスのマルセイユの町並みをモデルに設計されたとのことです。一度だけ厳しい寒さでヴァルナ湾が凍り、船が動かなくなった貴重な写真も展示されていました。

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1階では共産主義時代以前の歴代市長の名前が掲載され、威厳のある市長の部屋の国旗や机と椅子や家具などが再現されていました。空気が冷えた2階では20世紀の裕福な暮らしが再現され、現在も残るグランドホテル・ロンドンの最高級の部屋や、写真屋さんやカフェや増えた旅行代理店の再現他、おもちゃの展示もありました。夏には屋外テラスでくつろぎ、映写機で映画を見たり、賭け事をした様子も伺えました。豪華なリビングの展示前でガイドの方は、管に袋が付いた簡素な掃除機を見て、それが何かわかるか私に聞いたり、現代では皆フェイスブックでコミュニケーションをとるが、当時は面と向かって会話していたとおちゃめに解説してくれました。
フェイスブックは確かに個人や企業でも浸透していますが、他のSNSのツイッターやインスタグラムなどの普及はそう聞きません。

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展示解説が全て終わるとちょうど、英語を話す外国人であろう次の来館者が待っていました。
ガイドの方はすぐさま次の方への案内に行きました。親切な対応と小さい博物館ながらも充実した展示品に満足です。

ヴァルナ歴史博物館(Музей за история на Варна)

住所:ul.8-mi noemvri 3, Varna,Bulgaria
開館時間:10時-17時

休館日:月曜(5月-10月夏季)
    土曜、日曜(11月-4月冬季) 

入館料:4レヴァ(約279円)
    学生2レヴァ(約139円) 


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