日帰り旅行・リラの僧院へ、電車を降りて駅前で待ち合わせ【メズドラ】
3月の下旬、ヴラツァ（Вра̀ц）に住む友人に車に乗せてもらって、世界遺産「リラの僧院」まで行ってきました。リラの僧院は国内の観光地の中でも目玉です。さすが世界遺産だけあって他では味わえないような凛としたたたずまいの、しましまの山間の教会を訪れた余韻はいつまでも心に残っており、爽やかで澄んだ山の空気と、気温は低いが強く差す太陽の日差しに満足な旅ができました。
停車駅紹介した時のようにプレヴェンからソフィア方面に向かうこの路線は、かわるがわる自然の風景に抜群の眺めを誇り、曲がりくねった線路上をゆっくり駆け抜けていきます。
深く影を落とした断崖絶壁もいっそう美しく見られます。
メズドラ（Мездра）に到着しました。待ち合わせに電車から降り、駅周辺を散歩しました。
この多くの人が利用する駅構内は意外に外観以上に古く、黒い合皮のベンチの座る部分はクッションごと剥がされ、壁の高い位置にはたくさんの白いくもの巣が張られ、人々の賑わいとは対照的に少し建物が可哀相な雰囲気でした。雑誌新聞やお菓子を売る売店はいくつか営業しています。座る部分がベニヤ板のみになったベンチは誰かがお金になるだろうから、クッションを剥がして盗んだと聞きましたが、実際はわかりません。
朝ごはんはハンバーガー型のサンドウィッチを食べました。土曜日の朝にカフェテラス席で団欒する親子連れの姿が目立ちます。
電車やバスの時刻表の見方は、その駅から行ける駅がすべて表示されているので自分の目的地を探して、その駅名の段を見てそこに停車する列車が何時に「到着」するかと何時に「出発」するか調べられます。方面で見るのではなく、下車駅で確認します。
メズドラからソフィア経由で、リラの僧院に向けて車で出発しました。
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