特急停車駅チェック!憧れの鉄道の旅プレヴェンからソフィアへ:後編

公開日 : 2014年08月17日
最終更新 :

プレヴェン(Плевен)を19時30分頃出発したソフィア行き列車は、ゴルニ・ダブニク(Горни Дъбник)、チェルヴェン・ブリャグ(Червен бряг)、ロマン(Роман)と停車し、北西ヴィディン(Видин)方面からの路線と合流する大型駅メズドラに停車しました。

メズドラ(Мездра)

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ここではなぜか30分以上停車したので、すっかり日が沈んできました。アナウンスがないのでいつ出発するかわからないまま、ただ動かない電車内で待ち、丸い貨物列車が通り過ぎていくのを横目で見ます。

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ズヴェリノ(Зверино)

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この辺りの斜面は毎回この路線を通るたびに見とれます。時折大きなイスカル川(р.Искър)も線路そばを流れていたり離れたりして見飽きません。

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山の間の民家のすぐそばの曲がった線路上を走って行きます。窓を開けて車体全体を見ると迫力の景色です。斜面に3階建ての家が見られ、多くの村が現れては消えて行きます。村が見えるたびにそこの生活はどうなっているんだろうかと気になりながらも、列車は次の目的地に向けて進んでいくので、いくつもの興味深い景色や村を後方に残しながら、新しい景色に出会って行きます。

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山間部の村の景色はしばらく続き、地図上では首都であるソフィアに近いですが、まだまったく都会的な雰囲気は現れません。この後外の景色はすっかり暗くなっていきました。ここからの停車駅は別の日の写真です。

ボヴ(Бов)

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スヴォゲ(Своге)

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少しずつソフィア郊外と見られる光が徐々に現れ、いよいよ都会に近づいてきたと期待と興奮でいっぱいです。いつ着いてもおかしくない為、荷物や心の準備ばかりが整えられます。

終点ソフィア(София)

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ソフィアには22時ごろ到着しました。アナウンスがなく静かに止まった電車にここは本当にソフィアかと辺りを見渡すと。そばに座っていたおばあさんが、一言フィニート(finito)と教えてくれました。

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初めて着いたソフィア駅はエスカレーターがすべて止まっていて、使用禁止な状態だったり取り外されていて深い溝が残っていたり、通路が薄暗いかかなり暗かったり、今の時代ではないような珍しいような何十年も前の雰囲気が残っています。そのエスカレーターも古くてなかなか見られない様子です。それでもこの駅に階段があって人々が大勢歩く状況は日本の駅みたいで懐かしかったです。

この路線はヴィディン(Видин)、ヴェリコ・タルノヴォ(Велико Търново)、ルセ(Русе)、シュメン(Шумен)ヴァルナ(Варна) 方面へ行く時に利用できます。ソフィアからだとこの紹介した逆に停車し、列車の種類によってはいくつか通過します。ソフィアから北上していく列車の旅を楽しんでください。

ブルガリア国鉄 БДЖ(ベーデージェー)

http://bdz.bg/index-en.php(英語、ブルガリア語)

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