鉄道で行く優雅な旅、古い車両と自然を満喫プレヴェン駅から出発
プレヴェン駅は採光を取り入れる大きな窓に、壁には古い歴史的なセピア写真が上方に印刷されている、比較的新しい駅舎のある駅です。構内にはペットボトルを買えるカフェや雑誌売り場があります。
チケット売り場の様子です。駅によってはお昼には昼休憩で切符が買えないこともあるので注意が必要です。ここでいつも電車の一等席の乗車券を買います。このガラスの壁が隔ててなかなかお互い声が聞こえづらいのが難点です。
待合室はコーヒーの自販機があります。正面の扉の奥は有料トイレ0.50レヴァ(約35円)があります。料金徴収のおばさんは黄色い硬貨は嫌だと言って、細かい小銭は受け付けてくれず、1レヴ玉か50ストティンキ玉を求めていました。
朝の9時10分にモスクワ発、ソフィア行きの列車が到着しました。ロシアから国境を越えて来て長旅ですね。列車が遅れることはよくあることですが、電光掲示板に何分遅れか表示されています。電車は本数が多くないので奥にあるホームに向かう際は、直接線路を越えて行きます。
運転車両は列車の両端に付いていないので、方向転換するときは、運転車両だけが滑らかに走行していきます。見慣れないその光景は見ていて楽しいです。遠くの方で折り返した車両は、出発方向の先端に接続していきます。
電車に乗る際は低いプラットホームから、高い段差を上らないといけません。さらに扉は狭いのでスーツケースやベビーカーなど荷物が多い場合少し苦労するかもしれません。さらにこの階段を上ると真横には必ず臭うトイレがあるので、すぐ座席に向かって一息つきたいものです。特に体の弱い方は周りの乗客が荷物を運んだり、体を支えて乗り降りを手伝っていました。電車は長距離の為に使うことが多いので皆大きな荷物を抱えています。全員乗り終わったら、一つ一つ扉を確認し手動で閉めてハンドルでロックするので慌てることはありません。
車両によって様々な作りとなっていて、座席のほうもトイレも微妙に違います。ソフィア駅から乗ったときはホームが少し高いので階段の下から2段目から利用して上って乗りました。
青い車両のときもありました。
電車の乗換えに多数の人が行き交うゴルナ・オリャホヴィツァ(Горна Оряховица)駅停車中の落書きされた列車です。ここは乗り換えのために停車時間が長いです。
次回は列車車内の様子を紹介します!
ブルガリア国鉄 БДЖ(ベーデージェー)
http://bdz.bg/index-en.php(英語、ブルガリア語)
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