気温差にも注目！天気予報チェック、お天気キャスターの配置はどう？

7月6日から7月10日までの天気予報です。よくブルガリアは寒いのか聞かれますが、夏は寒いわけありません☆このように今最高気温が30度を超えていて東京よりも暑くなっています。しかし注目したいのが最低気温です。毎晩20度以下まで下がって涼しくなります。あまりに寒く感じれば窓も閉めます。下の画像は同時期の東京の気温ですが日本では一日の寒暖差が少なく5度前後の日々が多いと思いますが、ここでは一年を通して一日の気温差が10度以上の日が多いです。冬は最高気温は東京と同じくらいでも最低気温がマイナスまで行きます。それで日中は真夏のように暑くとも、夜にはすっかり冷えるのでまるで日本の9月のようです。

上の比較画像は東京の7月6日から7月10日までの天気予報です。

お店の冷房は弱くトロリーバスや電車内は冷房がありませんが、バスは天井を開けたり電車は窓を開けて自然の風が入ってきてまあまあ涼しくなります。電車はそれでも直射日光が差した時は厳しい暑さで、窓によってカーテンがついていたりなかったりするので衣類で影を作ってしのぎました。それでも自然の風で涼むというのは、冷房が効きすぎてつらいという方には良い環境かもしれません。

意外に日本のほうが涼しく感じたのはどこでも涼しいスーパーコンビ二があったり、電車は冷房が効いていて建物が密集しているから影ができます。ここでは建物や家の間隔が広いのであまり影ができず、炎天下の下を歩いている気分です。それに滅多に帽子をかぶっている人を見ないので帽子をかぶると目立つ気がします。日焼け防止に袖の長い服を着ても同様です。他の欧米と同じように人々は日焼けを気にしないか焼きたがるので、日焼け対策どころか肌を焼きます。ただここはヨーロッパでもかなり南に位置するのでわざわざ太陽を求めて南下する必要もなく、黒海ビーチもあり日常生活でも十分焼けそうです。日本に帰省する際ドイツのフランクフルト国際空港に寄りましたがそこでたくさんの日本人の団体客を見かけ、多くの人が帽子をかぶっていて懐かしく思いました。あとは黒海のそばでロシア人観光客らがやはりつばの広い帽子をかぶっていたので、帽子仲間だと思い少し嬉しかったです。

その後日本からブルガリア首都のソフィア空港に向かう際の9月下旬ごろ、実家で過ごしたときは最高気温28度だったのに対しプレヴェンについた翌朝の最低気温が1度しかなく、30度近い気温差を体験し自動的に風邪をひきました。同じ飛行機に添乗員さんと70歳台と見られる日本人団体客が乗っていましたが、あの方たちは体調は無事だったんだろうかと気になりました。このうちの一人の男性が面白く入国審査でＥＵのほうに並んでしまい、他の団体客の方や添乗員さんにＥＵ以外の国籍のほうに並びますよと声をかけられて放った一言が「日本はまだＥＵじゃないのか、困ったな」で周りを和ましてました。日本はＥＵに入ることはないでしょうね！

実際の天気予報番組

イスカル村（Искър）の家では現役でブラウン管テレビを使用しています。最低気温はどこも20度以下になるのに対し、日中は30度以上になっています。地名は上からプロブディフ、ルセ、ヴァルナ、ブルガス、ソフィア、ヴェリコ・タルノヴォ、ブラゴエフグラド、カルジャリ、スタラ・ザゴラと読みます。

この時多くの都市でソフィアの13度/33度のように気温差が約20度もありますね。

プレヴェンのアパートの以前の1985年製ブラウン管テレビはかなり見づらく、黒い線が入ったり、

たまに画面が白黒になっていました。

それで2013年の10月のテレビの地デジ化に合わせて、薄型壁掛けテレビに代わりました。画面もくっきり見やすいです。この天気予報は1月の暖かい日です。冬はマイナス20度になると言われてたにも関わらず、今年は暖冬で最高でもマイナス12度くらいでした。

それでいつも気になるのが、お天気キャスターの位置と大きさです。ブルガリアの形はちょうどテレビ画面の比率に近いからキャスターの人で隠れてしまうのは仕方ないかと思いましたが、やはり画面に対してかなり大きく人が入っています。その点日本地図は縦長なので画面内で人が立っていられる場所があるので、気にしたことありませんでしたが、この天気予報見るといつもどこかの地域が隠れてしまっているのでもどかしくなります。

ヨーロッパ全体の天気予報も放映します。出稼ぎに行っている家族の住む国の天気や気温も確認できます。ヨーロッパの南北でだいぶ気温が違うのがわかります。この画面でもうまく左右に動いてくれないと、各都市の天気・気温が見れません。例えば「今のパリとローマの気温、まったく見られなくなかった？」なんて会話も生まれます。

5日分の週間予報です。月曜と火曜が見えません。ただ実際の放送ではうまく動いてくれたら均等に各曜日の予報を見ることができるので安心ですが、キャスターの動きに関係なく画面を見るときはやはり好きな曜日を自分で見たいものです。

2月の寒い時です。お天気キャスターやニュースキャスターの男性は髪を全部刈り上げていたり、女性は皆、化粧品広告のポスター並のメイクと赤や青のはっきりした色のスーツに金髪の巻髪に強気な装いで素敵です。もし日本の天気・ニュース番組で男性の坊主頭やこのメイクとスーツと金髪を取り入れたらきっと評判悪いのだと思うと残念です。