砂糖菓子みたいなおしゃれな町並み、屋根付き橋と石瓦のおうち【ロヴェチ】

公開日 : 2014年05月08日
最終更新 :
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ブルガリアには多くの人には知られていないけど、

是非足を運びたい,そのような魅力的な場所がたくさんあります。

今回紹介するのは、プレヴェンの南に位置するロヴェチ(Ловеч)です。

このロヴェチには世界的に有名な屋根付き橋や、ヒサリャ要塞(Крепост Хисаря)、

民族復興保存地区には古い石瓦の屋根の家があります。

町の中央にオサム川が流れており、川の北側には淡い色合いの砂糖菓子のような建物が

並んでいました。白とパステルカラーで彩られ、装飾も華やかでかわいらしい通りです。

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細かな飾りがスイーツみたいで目を惹きます。

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そしてこの通りは幹線道路となっているので、ロヴェチを通過する際は

この町の中心沿いを通り抜けます。

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川の対岸の広場もカラフルで素敵です。

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お土産屋さんではこの場所のポストカードが売られてますが、

そのデザインは上下対象にこの建物が川の水に写りこんでいます。

そして現実離れした赤や青の原色の絵葉書となっていますが、

実際の写りこみはこれくらいなんですよ。

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こちらが屋根付き橋、ポクリティヤ・モスト(Покрития мост)です。

ブルガリアの建築家コリュ・フィチェト(Колю Фичето)によるもので、

中はお土産屋さんやカフェがあったり、絵画が売られています。

ローズオイルや陶器も売られています。

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石に刻まれているのはこの川の名前、オサムです。

この水の流れは南のバルカン山脈から流れ、北にあるドナウ川に注がれます。

ドナウ川にはさらに北のルーマニアからも川の水が流れ込んでくるので、川の流れの旅は壮大ですね。

さあ、橋を渡り、目指すは頂上のヒサリャ要塞(Крепост Хисаря)です。

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お昼にはレストラン「ガレリヤ」にて昼食を食べました。

ここでもサラダと白チーズシレネのかかったフライドポテトを注文しました。

多くのブルガリア人がレストランではまず前菜にサラダを食べます。

飲み物はコーラか水が定番です。

実はレモネードがおいしそうと思って、注文しましたが、ただのペットボトルが出てきて、

思ったより濃い黄色のレモネードで少し残念でした。

あとはメニューにアイリャンというヨーグルトドリンクがありましたが、

これはレストランでは普通注文しないよとブルガリア人は言っていました。

アイリャンとはヨーグルトを水で割ったものなので、家庭で気軽に飲まれる、

オリジナル!飲むブルガリアヨーグルトになります。

さらにこのトイレにはトイレに紙はありませんでした。

観光シーズンはトイレットペーパーがよく切れています。予備のロールや

補充も頻繁にしないので、旅行時にはポケットティッシュ持参がいいと思います。

電車や簡易トイレなど、水がでないこともあるので、念の為ウェットティッシュもあるといいでしょう。

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ブルガリア人団体観光客も来ていました。

このあたりはブルガリア民族復興保存地区、ヴァロシャ(Вароша)といいます

古い民家と、石瓦の屋根の家が残っています。

中央に見えるのは、革命家ヴァシル・レフスキ(Васил Левски)の像です。

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頂上の要塞までのメインの通りではなく、遠回りをしていろいろな道を歩いてみました。

このような入り組んだ路地は歩くとわくわくします。

自分だけのお気に入りの場所が見つけられそうです。

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このように細い路地の奥が開けているのも、

好奇心を駆り立てられます。

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古い木造テラスを見つけました。へいの上にも石瓦が乗っています。

重い石は簡単には崩れません。

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伝統的な織りも干してありました。

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車庫と壁がはがれてレンガがむきだしになっているのも、

風情を感じます。

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ウスペニエ・ボゴロディチノ聖堂(Храм "Успение Богородично")、

生神女就寝聖堂(しょうしんじょしゅうしんせいどう)

にたどり着きました。

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小さな町でもしっかり佇む教会に圧巻です。

薄暗い中に穏やかに光るシャンデリアに目を奪われます。

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教会の内部から外の世界を臨む窓は、今教会の中にいるという現実を考えさせられます。

鉄格子がシルエットとなって美しく窓枠を装っています。

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壁画にも注目です。このフレスコイコン画、ネパールやチベットの辺りの

中央アジアの寺院の壁画のように、赤や青の色彩で等身大の人の大きさで描かれ

少し驚きました。

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屋根と屋根の間から時折、目的地である要塞が見られます。

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ブルガリアの民家に見られる2階のはりだしはチャルダカ(чардака)といいます。

このような建築様式になった理由を深く知りたいのですが、

現地の人に聞いても、2階を広く使いたいからとしか聞いていません。

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奥まった扉を開けると中はどうなっているのか、好奇心がまた芽生えます。

建物の陰というのは、神秘性を増し、中に入ってみたくなります。

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実際はカフェとして使われている民家の内部です。

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つぼは飾りなのか、乾燥中なのか何のために柵に差してあるのでしょう。

個人的につぼが好きなので気に入りました。

ブルガリアの陶器はかわいらしくて、彩色された小さなマグネット付き陶器もお土産屋さんで売っています。

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石畳の坂を上り、この長い階段を上ればメインの通りに出て、いよいよ要塞に辿り着きます。

※地図を広範囲で見ると、ブルガリア全体の中のロヴェチの位置がわかります。

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