AH1~モニボン橋

公開日 : 2011年09月28日
最終更新 :
筆者 : 山口 優

プノンペンにおける橋と言えば、日本橋が有名だ。

この日本橋という名称の橋、東京にもある。 アジア32カ国を横断する、全長14万kmのアジアンハイウェイ。 その起点地が東京日本橋。

福岡~ソウル~平壌~中国沿岸部~ホーチミンを経てプノンペンを通過する、この「現代版シルクロード」。 1959年の発足以来、果たして全線完全開通がいつになるのか私は知らないが、東京の日本橋とプノンペンの日本橋がAH1(アジアンハイウェイ)で繋がっていない事ぐらいは知っている。

AH1で、ホーチミン~バンコクをプノンペンで結ぶのは、モニボン橋。 プノンペン市内からは、プノンペンの大動脈となるモニボン通りを南下し、チュパ・アンパウ地区とプノンペン中心部の間、バサック川の上空に架けられている。

以前は1本のみだったこの橋も、片側通行の2本の橋にする事で、渋滞解消にいくらかは貢献しているようだ。

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昨年6月には、橋のたもとにカンボジア初となる立体交差点が完成。プノンペンにロマンチックな場所が一つ増えた。

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最近ではアジアンハイウェイに代わって、東西回廊や第2東西回廊の方を耳にする事が増えたような気がする。

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「おお、そうか。ここはアジアなりインドシナ半島なりを結ぶ場所なのか、凄いな」 などと、夜更けにたそがれてみるも良いかもしれない。

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