南国フルーツいっぱいのマレーシアご当地グルメとは?

公開日 : 2019年06月14日

最終更新 : 2019年06月14日

筆者 : Marina.

Hi, 美味しいもの大好きペナン特派員Marina.です。

連日30℃超えの晴れの日が続くペナン。6月に入ってからは雨が降ることも少なくカラッとした日が続いています。

6月のペナンはドリアンシーズン真っ盛り。どこへ行ってもドリアンを見ない日はないぐらいドリアンだらけのペナン島ですが、南国のフルーツはドリアンだけじゃありません。ペナンには甘くて美味しいフルーツが他にもいっぱいあるので街のフルーツスタンドやレストラン、ホーカーなどで色々食べて下さいね。

今日はペナンに来たらぜひ食べて欲しいフルーツをご当地グルメと共に紹介します。

Mix Fruit ABC

RM12(￥312)

マンゴー、ドラゴンフルーツ、イチゴ、キウイ、パパイヤなどのフルーツが溢れるほどいっぱい入ってRM12安いですよね。見たところフルーツの盛り合わせのようにしか見えませんがフルーツの下にはまだまだ秘密がいっぱい隠れてますよ。

食べ進めると見えてきました。コレコレ!

何この黒いの? 緑色の? 気持ち悪い～と思っちゃった?(笑)私もはじめて見た時はギョっとしました。

この一風変わったものがいっぱい入っているのがマレーシアのかき氷アイスカチャン。Ais Batu Campurの頭文字をとってABCという名でも知られるマレーシアのご当地グルメです。

中に入っているのは黒いものが仙草ゼリー、植物を煎じて固めた少し苦みのある漢方系のゼリーです。緑色のものはチェンドル、ハーブから煮だした緑色のエキスに米粉と緑豆を混ぜて作ったもので味はあまりありません。小豆は和のスィーツを彷彿させアリかなと思いますが、かき氷なのにコーンが入ってる...。気温の高いマレーシアでは氷はあっという間に溶けてしまいかき氷感ゼロ(笑)でスィーツなのか?スープなのか?おかずなのか?カオス感満載の食べ物です(笑)

これだけ沢山の具が入ってたら味はどうなの?って思いますよね。ハイ、想像通り色んな味がしたり無味だったり(笑)何だかよく分からないので私はフルーツたっぷりで食べるコチラのお店のアイスカチャンがお気に入りです。日本のかき氷は甘さたっぷりで夏の日のおやつという感じですが、マレーシアのかき氷アイスカチャンは栄養補給的な食べ物。実際、仙草ゼリーは解毒解熱の作用があり、豆からはタンパク質、コーンはビタミン補給と栄養素的にも夏の日の疲れを取るバッチリな組み合わせなんです。

マレーシアの人達はこの暑い気候から体を守るため3食の食事以外にも体に必要な栄要素をしっかり補給しているんですね。

ペナンヒルにあるこちらのお店にはこの日も自然散策で疲れた体を癒すためアイスカチャンを食べている人が沢山いました。

南国で体が疲れたなと思ったらアイスカチャンで栄養補給。

見た目はちょっとグロテスク(笑)なかき氷ですが、お土産にはできない溶けてしまう食べ物なので正にこの地でしか食べれないご当地グルメと言えますね。見た目がギョ!なのでインスタ映えするか分かりませんが海外旅行の記念にパチリと写真を撮りたくなります。

私が食べたのはフルーツが沢山のったMix Fruit ABC RM12(￥312)ですが、オーソドックスなAis Kacangアイスカチャン RM5(￥130)とCendolチェンドル RM5(￥130)もあります。

日本人のかき氷の概念を覆すマレーシアのかき氷アイスカチャン。

食べ物をはじめマレーシアには日本人の固定概念を覆すことがいっぱいあります。すぐに馴染めるもの、1周、2周3周まわって大好きになること、いろいろな体験を通して驚きと発見を与えてくれるマレーシアが大好きです。海外旅行で日本とは違う文化や人に触れる経験は新しい感覚を培える素晴らしい時間。マレーシアならではの刺激を受けにペナンを訪れてみませんか?

今回ご紹介したお店はペナンヒルのフードコート内にあります。

ペナンヒルで自然散策したあとはアイスカチャンで栄養補給、ぜひ食べにいってみて下さいね。