タイの気候・6月のパタヤ―

公開日 : 2021年06月08日
最終更新 :
筆者 : Marina.

Hi、パタヤ―特派員Marina.です。


2021年5月1日に非常事態における統治に関する新たな措置が勅令され、パタヤ―のあるチョンブリ県が濃赤ゾーンに指定されてから約1ヵ月が過ぎました。


その後5月17日に感染状況に応じたゾーン分けの変更が行われパタヤ―のあるチョンブリ県は一段階緩和された赤ゾーンになりレストランでの飲食ができるようになりました。感染者数の増減を繰り返す日が続いていますが、6月に入って新たにビーチでの活動が再開されることとなりサンセットタイムやこの週末にはビーチで過ごす地元の人たちの姿が見られるようになりました。観光客の姿はまだまだですが波音だけが響いていたビーチに子供たちの元気な声が加わって少しだけ明るい日常が戻ってきました。

ビーチチェアの営業は公衆衛生省が定めた疾病対策を厳守したうえで再開されています。通りを歩いていると売り子さんが声をかけてきていつものパタヤービーチに少しだけ戻ったように感じます。パタヤ―ビーチでは凧あげのアクティビティが盛んです。この日は地に縛られた状態の凧しか目にできず、それは世の現状を表しているようで虚しい光景でした。凧も私たちも自由に動き回れる日が待ち遠しいばかりです。


ビーチでの活動は一部緩和されましたがマスクを着用し、社会的距離を保って過ごすことが求められています。またグループでの集まりや大人数でパーティをしたり迷惑や妨害行為となる法律に反する行為は禁止されています。引き続きアルコール飲料を飲むことも禁止されていますのでご注意ください。また地域のビーチ当局によっては禁止事項が大きく異なる可能性もあり、水泳に関しての言及がされていないためビーチでの活動が全面的にオープンしたわけではないことを付け加えてお伝えします。

ビーチ沿いのお店では水着や浮き輪などさまざまなビーチグッズが販売されています。
パタヤ―にはこのようなお店がビーチ沿いにいくつもあるので準備なしで手ぶらで訪れても大丈夫です。
現在はまだタイへの渡航とタイ国内での旅行についても感染者数が収まらず厳しい状況が続いていますので、状況が改善したらパタヤ―に遊びにきてもらえればと思います。

雨季シーズンのパタヤ―、最近は写真のように暑い雲が空を覆う日が増えてきました。
夏空を期待して訪れる方には残念な空ですが、このような空模様が雨季の間一日中毎日という訳ではなく快晴の日もありますのでご心配なく。

現在タイは昨年2020年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令および本年7月31日までの同宣言の適用期間の延長を発表しています。現在も日本からタイへの渡航は難しい状況が続いています。渡航に関する情報は在東京タイ王国大使館のウェブサイトで最新情報を確認してください。


まだまだ厳しい状況が続きますが、一人ひとりが感染症対策に協力して収束に向かうよう努力することが必要です。私たちにいますぐできることはこれ以上感染拡大を増やさないための努力と協力をすることです。3密(密閉、密集、密接)の回避と外出時にはマスクの着用と手洗い消毒を励行し、感染しないさせない感染予防に努めましょう。では、また。


※1バーツ = 3.5円(2021年6月のレート)

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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