【タイ】旬の南国フルーツ - ランブータンの上手な皮のむき方

公開日 : 2021年06月26日
最終更新 :
筆者 : Marina.

Hi、パタヤ―特派員Marina.です。


雨季シーズン中のパタヤ―。
雨季と聞くとネガティブな想像してしまいがちですが、南国の雨季は植物にとっての実りのシーズン!
雨がザーッと降ったあとには土と新緑の匂いが濃くなりタイの大自然を五感で感じられる絶好のシーズンかもしれません。雨の恵みで植物は生き生きとし、空気の汚れが雨で洗い流され空の青さと植物の緑が色濃くより一層自然の景色は美しいように感じます。また雨季においしさが増す旬の南国フルーツも多々あるのでトロピカルフルーツを楽しむ絶好のシーズンとも言えるでしょう。


今日はそんな雨季においしさが増すタイのフルーツ、ランブータンをpick upしてお伝えします。

日本ではなかなか食べる機会のないランブータン。
タイでは年中食べられる定番のフルーツとして有名ですが、雨季のいまはさらにおいしさが増して粒が大きいんです。旬のフルーツは安さもうれしい恩恵、ひと粒5cmほどある大きな粒が12個も入ってスーパーで42.38バーツ(148円)。わが家では毎朝旬のフルーツが食卓に上がります。


いまが旬のランブータンは値段も手頃で食べるのも意外に簡単なのでいまではよく食べていますが、初めて食べたときは薄皮が上手にむけず食べるのに苦戦していました。しかしこの食べ方を教えてもらってからは薄皮が邪魔することなくスッキリきれいにむけるのでランブータンがさらに大好きになりました。ランブータンの上手な皮のむき方を知るのと知らないのでは大違いなので皆さんにも紹介したいと思います。

まずはじめにランブータンの皮をむくのですが、この最初の一手が重要なんです。
最初に実に切れ込みを入れるのですが、切れ込みを入れる箇所は実と枝と繋がっていた枝元に入れること。これがランブータンの皮むきで一番重要なポイントです。枝元側に親指の爪で切れ込みを入れたらこのようにパカッと簡単に皮がむけますよ。

ランブータンの皮は見た目に反して柔らかいので包丁を使わずに手で皮がむけます。枝元から皮をむくことで薄皮が実につかず上手に皮がむけるのでぜひやってみてください。
間違って反対側からむいてしまうと薄皮がぴったり実に張りついて食べづらく舌ざわりも悪くなります。たったこれだけで薄皮がまったく実につかなくなるので皮をむくときは枝元から、ぜひ覚えておいてください。薄皮がついていてもそのまま食べることができますが、やっぱりないほうが舌ざわりもいいしおいしく食べられます。


皮が上手にむけたらもうひとつワンポイント。

次に注意したいのが食べ始めの場所です。
ランブータンの実の中には大きな種が入っていて種にもまた薄皮がついています。食べ始めの場所を間違えると種の薄皮が実にびっしりついてきてしまいます。食べ方にも注意が必要なんです。


食べ始める場所は皮をむくときと同じ、実と枝が繋がっていた枝元から。
下の歯で実をこそぎ取るようにして食べます。下の歯ではなく上の歯も使ってしまうとうまく実だけを取ることができません。上下の歯で食べるときれいにむけずなぜか種の薄皮がついてきてしまいます。実を食べるときは枝元から絶対に下の歯だけで食べてください(笑)

■ランブータンを食べるとときの三ヵ条

①皮をむくときは枝元から開く
②実を食べるときも枝元から食べる
③下の歯を使って食べる

この3つを守って食べると不思議とまったく薄皮がつかずに実だけを上手に食べることができます。


薄皮がつかないというただそれだけですが(笑)小さなストレスがないだけでランブータンを食べる頻度は劇的に増すでしょう。ランブータンはとてもさっぱりしたフルーツなので毎日食べても飽きません。味はよくライチに似てると言われますが、日本人的にはライチを食べたことない人も多いのでピンとこないと思います。日本のフルーツで味を例えるなら巨峰のような味わい、5cm粒のとっても大きな巨峰を食べてるような感じです。おいしそうでしょ。

タイでランブータンはとてもポピュラーなフルーツです。スーパー、レストラン、フルーツスタンド、ホテルの朝食などさまざまな場所で食べる機会があるでしょう。
皮は柔らかく手で簡単にむけるので、ホテルのバイキングなどでも皮つきのままの状態で並んでいることが多いです。見かけたらここで紹介した皮むき法でチャレンジを! 


現在はまだタイへの渡航もタイ国内での旅行についても感染者数が収まらず厳しい状況が続いているので旅行は難しいですが、状況が改善したらタイのトロピカルフルーツを食べに訪れてもらえればと思います。では、また。


※1バーツ = 3.5円(2021年6月のレート)

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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