ハイソな避暑地コルティーナ・ダンペッツォでバカンスはいかがでしょう
昔に比べると、それほどではないですが、やはりイタリアの街の8月は少し人が少なくなります。人々は海へ山へと移動して、ゆっくりとバカンスをとるからです。
我が家は毎年8月、ドロミテの山へ行きます。今回はドロミテの街の中でも、ちょっとハイソな人が集まるコルティーナ・ダンペッツォをご紹介します。
コルティーナ・ダンペッツォは、パスタのバリラ、服飾ベネトンなどイタリア大手企業社長の別荘や、著名人が夏に集まるハイソな街として知られます。最近は、日本からも避暑地として、そしてトレッキングなどのツアーも組まれているようです。
フリーで行くとなると電車がないので、なかなかオーガナイズしにくい場所なのかもしれません。
調べてみると、ボローニャ、ヴェネツィアからバスが出ているようですので、個人旅行で楽しむ事も可能です。www.cortinaexpress.it
コルティーナの街は、観光客も多い事から、インフォメーションも充実しています。町の中心の教会の裏にあり、英語で親切に教えてくれます。
街を歩いている人は、山歩き帰りらしき人の姿もあれば、ハイヒールでおしゃれをしている人もいて、皆それぞれに自分たちの楽しみ方で過ごしています。
コルティーナの街は、もともとイギリス人も多くバカンスに来ていたようで、昔は列車も通っていました。現在は残念ながら閉鎖されてしまいましたが、バスターミナルとして使われています。
ここからは様々な登山コースまでのバスが出ています。(詳細は上記サイトから見る事が出来ます)
一番人気はトレチーメTRE CIMEです。アウロンツォ小屋、ラヴァレド小屋、ロカテッリ小屋の3つの山小屋を歩くトレッキングコースは、お年を召した方から子供達まで挑戦しています。
素晴らしい景色を眺めながら、ドロミテの醍醐味を感じる事が出来ます。
トレチーメの山を下るとミズリーナ湖という小さなロマンチックな湖も素敵です。
またコルティーナ・ダンペッツォからバスでオーストリア方向に行くと、ドビアッコと言う街に行く事も出来ます。
ドビアッコには、湖もあり、ここには音楽家マーラーが作曲していた作曲小屋や、避暑中過ごしていた家もあります。
7月にはマーラー音楽祭もあります。またオーストリアも近く、ドビアッコには駅もあり、列車も出ていて、途中駅サン・カンディドからは、オーストリアのリンツまでサイクリングロードがあり、レンタルの自転車で楽しむ事も出来ます。
ヴェネツィアからコルティーナ・ダンペッツォ、そして周辺でイタリアの避暑気分を味わってみてはいかがでしょう。
マーラー音楽祭
http://www.alto-adige.com/evento/151/settimane-musicali-gustav-mahler
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