ミモザの花に春の訪れを感じて
Bonjour こんにちは!
冬の終わり、町のあちこちでミモザの花束を見かける季節になりました。
この黄色い可憐な花には、優雅さや心の優しさ、友情の印、の意味があります。
花言葉は「安全」。そこから女性の力をも表わすようになりました。
フランスでは2月の終わりにミモザを女性に贈ります。
1946年の3月8日から国際的に「女性の日」が定められてから、この日に贈るのが習慣となりましたが1月末から3月半ばまであるミモザの季節、女性ならいつもらってもうれしいものです。
南仏コートダジュールにあるMandelieu-la-Napouleという村。この村では毎年2月17日から24日にかけてジュール・ヴェルヌのミモザ祭りが行われます。音楽家にダンサーもいる、にぎやかなお祭りです。その伝統は80年以上も遡ることができます。
ぽんぽんのようなかわいらしい姿は、まるで全身でヨーロッパの長い冬の終わりを喜んでいるように見え、「冬の太陽 soleil d'hiver」と呼ばれるのもうなずけます。
もうすぐ3月、今年は暖冬で日本と変わらない気温のパリでしたが、やはり日差しは懐かしいもの。
マルシェや町角でミモザの花売りを見つけたら、春はもうすぐそこです。
それではまた、à bientôt!
筆者
フランス特派員
HIROMI
2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。
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