歩くより電車より楽しめる!? 自転車で満喫するパリ

公開日 : 2019年10月24日
最終更新 :
筆者 : HIROMI

今日はとっても便利、そしてとっても楽しい自転車ライフをご紹介します。

昨今、パリでは大気汚染が問題になっており、その解決策のひとつとして自転車を使うことが推進されています。ここ何年かで、自転車専用レーンがかなり増えてきました。

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道路の車の右側を走るのが基本の交通規則ですが、大きな道でトラックが真横を通過するのはヒヤっとします。

街の中心部では今まさに自転車専用レーンの建設が進められており、とても快適に走ることができます。

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各ステーションにあるタッチ画面から登録できます。万が一破損した場合に備え300ユーロのデポジットがあります。

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アプリを使えば専用レーンのある道路も表示されます。緑色の自転車は普通で、青色は電動自転車です。

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私は月会員登録していて、ひと月3.1ユーロで緑の自転車を使い放題です。電車の定期カード、ナビゴに登録しています。

24時間登録は5ユーロ、7日間登録は15ユーロです。使い始め30分、普通の自転車は無料で、電気自転車は1ユーロで利用できます。それ以降は30分ごとに1ユーロずつ加算されるのですが、30分以内に一度ステーションに戻し、再度借り直せば追加料金を払う必要はありません。自転車についている小さな画面に走行時間が表示されるので、常に確認できます。

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もし、自転車専用レーンがない場合には道路を走ることになります。歩道は厳禁なので注意してください。

パリの小道で迷ってしまいそうというとき、一番簡単なのはセーヌ川沿いを走ること。エッフェル塔やノートルダム大聖堂を目印にすれば迷いません。

さらにこのvelib ステーションは現在パリに約1400もあります。メトロの駅よりもはるかに多いので、どこにでも見つけることができます。走行中、ステーションに行くまでに立ち寄りたい場所があれば左ハンドルの先から一時ストップ用のチェーンを使うこともできます。

川沿いの道は車もいませんし、のんびり走ることができます。青空の下エッフェル塔に向かって走るのはとっても気持ちがよいです!

運転には気をつけて、パリの自転車ライフを楽しんで見てくださいね。

それではまた、a bientot!

参考URL

パリ市庁舎前の道に自転車レーンができた報告が載っています。

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筆者

フランス特派員

HIROMI

2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。

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