【パリ1区】ルーヴル美術館ピラミッド、30周年記念イベントに潜入
1989年3月29日、ルーヴル美術館のシンボルの1つでもありますピラミッドが開館して、今年で30周年を迎えるにあたり、3/26から3/31まで、ピラミッド広場をフルに使った写真を使ったコラージュ作品が有名な現代芸術家JRによる作品のアートイベントが開催され、潜入してまいりました。
今回は、現地からの模様を交えながら、お伝えしたいと思います。
JRの作品といえば、写真を使ったコラージュ作品で、2016年にもルーヴル美術館ピラミッドの壁面部を使ったアート作品が話題となりましたが、今回のメインイベントは、ルーヴル美術館ピラミッド広場の地面に上のような、ドットモチーフの写真をベースとした画像を何枚も地面に敷き詰め、地面に糊で貼り付けたものとなっており、実際、地面に手を触れてみたところ、素材は特殊加工をした紙でした。近くで見ると、何かの光と陰のようにも思えます。
実際、製作時の様子ですが、BFM TVの動画として紹介されておりましたので、ご興味のある方は、以下のリンクよりどうぞ。
この上の動画をご覧いただければ、わかるのですが、かなりの急ピッチかつ、かなりのボランティアを動員して、作業を行ったことが伺い知ることができます。
実際、イベント開催時期は、会場を、ルーヴル美術館内の上の窓からリアルタイムで、ビデオ撮影、それが、冒頭の1枚目の写真のように、巨大スクリーンにビデオ撮影されている様子がリアルタイムに投影されて、現地にいる人も鑑賞できるという体感型作品となっておりました。
現地で、思い思いにiPhoneやスマホなどで写真や動画撮影している人も結構いて、リアルタイムに世界へ発信していくスタイル。。。
SNSを駆使した今の時代ならではのアートのあり方なのかな?とも感じました。
また、ルーヴル美術館ピラミッド近くのカルーセル凱旋門広場では、ルーヴル美術館ピラミッドの建設時の様子や開館からこの30年の歩みが振り返ることができるパネル展示イベントなどもあり、ルーヴル美術館ピラミッドの存在、あり方などを知ることができた貴重なイベントとなりました。
今年は、このピラミッドが30周年、更には、エッフェル塔が130周年ということで、いつも以上、メモリアルな年になるであろうパリ。
これからも目が離せません。
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