2021年よりパリの地下鉄が変わる!?紙チケット乗車券廃止の動き。。。

公開日 : 2018年08月22日
最終更新 :
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パリの地下鉄に乗る時、日本同様、通常、乗車券を券売機もしくは、窓口で購入して自動改札を通します。しかし、この紙の乗車券、よく磁気不良を起こし、自動改札でエラーが出るということが有名だったのですが、そんな乗車券に新たな動きが2021年から生まれるそうです。

この新サービスを【Smart Navigo(スマート・ナヴィゴ)】というそうで、まず、在住者向けサービスとして、第1弾、今年11月より、現定期券システム Pass Navigoが、SmartPhone / IPhone NFC対応となるそうです。

また、更なる新たな動きとして。。。

現在、パリでは定期券タイプとして、Navigoというカードが採用されており、観光客でも、手数料さえ支払えば、Navigo Découverteというカードが発行でき、そのカードに目的に応じた料金をチャージすれば、1週間程度のパリ市内や近郊滞在であれば、乗車券や回数券よりも自由が利き、おトクなのです。

2021年から採用される新たな動きとして、紙の乗車券は廃止し、Navigoカードもしくは、iPhoneやSmartPhoneシステムに直接、料金をチャージするタイプに変更されるようです。日本のSuicaやPasmoみたいなものと同じ感じになるのでしょうか?

なお、2019年4月よりテスト運用が開始され、在住者向け月極めタイプは2019年10月よりサービス開始、最終的には、2021年より紙の乗車券廃止へという流れとなるようです。

カードは以下の2タイプが用意されるそうです。

- Navigo liberté(2019年10月よりサービス開始)

現システムの月極のNavigoカードと回数券の中間に相当するタイプ。必要書類にフランスの銀行口座がわかるものとなっているので、フランス在住者対象。

- Navigo Easy(正式開始時期は現段階では具体的な時期は未定だが、2021年までにはサービス開始予定)

現システムのNavigo Découverteに近いタイプで、外国人観光客でも使用可能なタイプ。現タイプのNavigo Découverte(初回カード発行手数料5ユーロ+各種チャージ(1週間/1ヶ月/1日)の機能にプラスアルファ、更に、目的地までの1回分の料金のみ、回数券タイプ、オルリーバス(オルリー空港行きバス)、ロワシーバス(オペラ座近く発着のシャルル・ド・ゴール空港行きバス(以前、記事で紹介したBUS DIRECTではないので、注意))も加わり、1枚で、乗車券としての機能、期間パック機能、お好みに応じて、チャージし、使用できるものになるようです。

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©︎île de France Mobilités

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