フランスが公共交通機関でのマスク着用義務を解除へ、EU指針では域内フライトのマスク不要も
2022年5月16日より、フランスで義務付けられていた公共交通機関を利用する際のマスク着用が解除されます。今後はフランス国内において地下鉄、バス、長距離高速列車(TGV)、航空機などでのマスク着用が不要になります。
今後、引き続きマスクの着用が義務付けられるのは病院や高齢者施設など。同措置によりマスク着用が義務化された以前の状態にほぼ戻ります。ただし、同発表を行ったベラン保健相によると、新型コロナが収束したという認識は持っておらず、義務は解除されますがマスク着用は「推奨」と述べています。
また欧州航空安全庁(EASA)は、2022年5月16日から欧州連合(EU)域内を飛ぶフライトでのマスク着用義務を解除できる新しい指針を適用します。マスクの着用は不要になりますが、EASAも同様に、マスクが感染拡大を防ぐ最善の手段と述べています。
なおEU域外を結ぶフライトや、マスク着用義務を維持するEU域内の国の発着便については、依然マスク着用は求められます。
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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