日本からのフランス渡航はワクチン接種済みであれば陰性証明の提示が不要に【2022年2月12日〜】

公開日 : 2022年02月12日
最終更新 :
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2022年2月12日より、日本を含む「グリーン」に分類された国からのフランス渡航について、これまでフライトなどの搭乗の際に必要だった陰性証明が、ワクチン接種が済んでいる人であれば再び不要になりました。

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▲フランス内務省が配布する「グリーン」の国と地域の一覧

現在(2022年2月12日)、日本からのフランス入国に必要な書類は以下です。

1. ワクチン接種証明書

2. 出発前の陰性証明(ワクチン接種済みでない場合)

3. 宣誓書

4. Passenger Locator Form(EU-PLF form)

5. パスポート

1は、ヨーロッパ医薬品庁により承認されたワクチンまたはそれと同等のワクチンを接種済で、定められた期間が経過した場合に、有効と認められます。2022年2月1日以降、フランスへ入国を希望する18歳以上の人は、ワクチン接種済みであると認証されるためには、最後の接種から9カ月以内にメッセンジャーRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)の投与を受けている必要があります。

これとは別に、フランス国内において飲食店などに入る際に提示するワクチンパスについては、以前の関連記事「衛生パスが2022年1月24日からワクチンパスに切り替え、屋外マスク着用義務は同2月2日から解除へ」をご覧ください。

2は、ワクチン接種が済んでいない場合は必要になります。検査方法はPCR検査の場合は出発72時間以内、抗原検査は出発48時間以内のものが有効です。

3は、フランス内務省のウェブサイトより誓約書のフォーマットをダウンロードできます。

4は、以前はフランスへの機内で記入し、機内で提出していた書類です。デジタル化されていますので「フランス渡航時に必要なPassenger Locator Formがデジタル化、事前電子申請が可能に」も、あわせてご参照ください。

参照: フランス内務省

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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