オミクロン株でフランスから日本への入国制限強化、3日間の待機所と期間短縮は停止【2021年12月1日〜】

公開日 : 2021年11月30日
最終更新 :
8351.jpg

オミクロン株に対する水際措置の強化により、フランスから日本へ入国する際の、制限が引き上げられます。日本人入国者・帰国者の場合、今回大きく変更されるのは「有効なワクチン接種証明保持者に対する3日間停留措置の免除および待機期間短縮措置(14日→10日)の停止」と「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機」の2点です。

ワクチン接種済みの入国者に対する14日→10日間への待機短縮が停止

今までは、有効なワクチン接種証明を保持している人に対して、待機期間の短縮(14日→10日)申請ができました。それが一時停止されます。つまり、有効なワクチン接種証明保持者でも、14日間の待機が必須となります。

8246.jpg

オミクロン株に関係する指定国・地域からの帰国者・入国者については、入国後待機中の入国者健康確認センターによる健康フォローアップとモニタリングが強化されます。フランスからの帰国者・入国者もこれに含まれます。

日本に到着する航空便については、既存の予約について配慮しつつ、新規予約を抑制します。これらの措置は12月1日午前0時(日本時間)以降、適用されます。

入国後14日間待機のうち3日間のホテル隔離が復活

今までフランスからの日本帰国者・入国者は、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での3日間待機がありませんでした。しかし、その措置が復活し、入国後3日目に待機所であらためて検査をした後に、自宅などでの待機となります。

検疫所が指定する施設での3日間待機の様子は、過去の記事「日本入国後隔離の様子、検疫所が確保する宿泊施設と自主待機場所」でもレポートしましたが、待機所の状況などは当時と少し変わりましたので、参考程度にご覧ください。

この措置についても、12月1日午前0時(日本時間)以降、適用されます。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。