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パリとミラノを結ぶイタリア高速列車のフランス乗り入れが2021年10月から開始か【リヨンとトリノ経由】

カテゴリー:お知らせ / 交通・鉄道・航空 / 旅行・ツアー・ホテル / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2021年9月 5日

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2021年10月より、イタリアの鉄道会社テロ(Thello) によるパリ(パリ・リヨン駅)とイタリアのミラノ(中央駅)を結ぶ高速列車の運行が始まりそうです。


実現すれば、フランス国内の鉄道がオープンアクセスになってから初めて、フランス国鉄(SNCF) と正面から競合する海外の高速鉄道事業者が、フランス国内へ乗り入れます。

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テロが運行する高速列車は1日2便。フランスの現地メディアによると、パリ、リヨン、トリノ、ミラノの4都市を結び、パリ・リヨン間は時速300km、リヨン・ミラノ間は時速200kmで運行されます。


じつはテロは、2020年6月にフランス国内へ高速列車を走らせる予定でした。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大による旅客需要の低迷で延期に。その後、少しずつ回復してきた需要を受けて、今回テロはパリとミラノを結ぶ高速列車の運行を決めました。その試験走行の列車が、先月8月28日にパリ・リヨン駅に入線しています。


なお、今回の決定となった一方で、今までテロが運行していたパリとベネチアを結ぶ夜行列車と、マルセイユとミラノを結ぶ列車は運行が休止されています。


すでにパリとミラノを繋ぐTGVを1日2便運行中のSNCFにとっては、テロの乗り入れは新たな競争相手となります。SNCFはLCCの高速列車Ouigoを充実させるなどして、これまでオープンアクセスへの対策を行ってきました。今回のテロの乗り入れによって、フランス国内における高速鉄道のサービス競争が起き、利用者にとってのさらなる利便性と選択肢が増えるとよいですね。


フランス関連の速報と今のフランスの様子はTwitter(@arukikataparis)から、フランス国内外の取材写真はInstagram(@shuzuiyukinobu)よりお知らせしています。『地球の歩き方』本誌およびフランス/パリ特派員ブログとあわせてチェック!

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守隨 亨延

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守隨 亨延

ジャーナリスト。愛知県出身。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本でガイドブックおよび雑誌記者として活動する。2009年に渡仏。ANNパリ支局勤務を経て、現在は株式会社プレスイグレック代表。専門は日仏比較文化と社会、ツーリズム。取材経験はカンヌ国際映画祭、ユネスコをはじめ国際機関、パリ同時多発テロ事件、フランス大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。フランス外務省発行記者証所持。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせは株式会社プレスイグレック、またはメールにて。
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