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ギャラリー・ラファイエットが2020年クリスマス装飾を開始、仏はロックダウンでパリの店舗は閉じたまま

カテゴリー:お知らせ / イベント・行事・お祭り / エンターテイメント・音楽・ショー / ショッピング・雑貨・お土産 / 文化・芸術・美術 / 旅行・ツアー・ホテル / 生活・習慣・マナー / 見所・観光・定番スポット / 通信・携帯・インターネット 投稿日:2020年11月23日

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先日のプランタン・オスマン本店に続き、翌日11月19日からは、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店のクリスマス・ショー・ウインドーが始まりました。いつもであれば、館内のクリスマスツリーがひと足先に設置され、そのあとにショーウインドーのお披露目があるのですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンで、店舗は閉鎖されたまま年末商戦の幕開けになりました。

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人通りの少ないオスマン通りに輝くクリスマス・ショーウインドー


ギャラリー・ラファイエットの今年のクリスマステーマは「クリスマスの旅(Le voyage de Noël)」。外出制限により、不要不急の外出は禁じられているため、まだ多くの人に披露できる状態ではありませんが、店舗が建つオスマン通り沿いのショーウインドーは、クリスマスの準備ができています。



SNSに上げたものは、ショーウインドーがオープンした日の様子です。


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この時期の風物詩に、多くの通行人は足を止めて見ていましたが、ロックダウンのため通りに例年のようなにぎわいはなく、雰囲気はずいぶん違います。


ロックダウン明けを待つ店舗内のクリスマスツリー

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建物内のクリスマスツリーも準備ができています。本館中央に設置された恒例の巨大ツリーには、プレゼントやエキゾチックな花々や木々、猿などがデコレーションされ、周囲には魚が泳ぎます。そしてツリーの上部にはプロペラ飛行機が。フランスから異国に飛んできたかのようです。



SNSに上げた映像はクリスマス装飾オープン2日目に、メディア向けに公開された時のもの。ところで、ツリーの上部に飛行機が飾られていますが、どうしてだと思いますか? じつはこの飛行機、テーマが「旅」だからだけではありません。実は、こんな歴史がありました。


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20世紀初頭、ギャラリー・ラファイエットでは、屋上での飛行機着陸に2万5000フランの懸賞金が出されていました。その賞金をかけて、それまでローラン・ギャロスなど数人の著名な飛行士が挑戦を検討しましたが、屋上という滑走距離が長く取れない場所であるため断念。成功した人は誰もいませんでした。


しかし、1919年1月19日に、ジュール・ヴェドリーヌというフランス人パイロットが、コードロンG.3というプロペラ機を使い、屋上への着陸に挑みます。そしてギャラリー・ラファイエットと通りを挟んだ向かい側、ソシエテ・ジェネラル銀行の屋上にメディアが陣取るなか、着陸。飛行機を大破させつつも、成功させました。その時の飛行機をイメージしています。


▲着陸時を録画した映像


ちなみに、ジュール・ヴェドリーヌは賞金である2万5000フランを手にしますが、当時すでにパリ上空は飛行禁止となっており、ジュール・ヴェドリーヌには16フランの罰金が科されることになりました。


店舗は閉じられているがディスタンス・ショッピングは可能

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このブログを書いている時点では、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店の扉は、グルメ館の食料品売り場を除いて閉じられています。ただし、11月28日からフランス政府の一部制限解除にともない、グルメ館以外も開店します(2020年11月26日追記)。また、オンラインでのショッピングも可能です。


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ウェブサイトから買う通常のオンラインショッピングのほかに、ビデオチャットを通して担当者が顧客の代わりに店舗内を動き、オンデマンドで買い物を手伝ってくれるリモート・パーソナル・ショッピングサービスがあります。リモート・パーソナル・ショッピングサービスは、フランスの現地時間で月〜金曜の11:00〜19:00に、ギャラリー・ラファイエットの公式ウェブサイト から受け付けています。


Galeries Lafayette Paris Haussmann(ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店)
・住所: 40 Boulevard Haussmann 75009 Paris
・最寄り駅: 地下鉄7、9号線Chaussée d'Antin La Fayette


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加藤 亨延

フランス・パリ特派員の加藤 亨延が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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加藤 亨延

ジャーナリスト。愛知県出身。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本でガイドブックおよび雑誌記者として活動する。2009年に渡仏。ANNパリ支局勤務を経て、現在は株式会社プレスイグレック代表。専門は日仏比較文化と社会、ツーリズム。取材経験はカンヌ国際映画祭、ユネスコをはじめ国際機関、パリ同時多発テロ事件、フランス大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。フランス外務省発行記者証所持。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせは株式会社プレスイグレック、またはメールにて。
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