トップ > ヨーロッパ > フランス > パリ特派員 > 新型コロナウイルス規制下のフランスから日本へ入国後の移動と14日間の待機について

フランスフランス/パリ特派員ブログ

新型コロナウイルス規制下のフランスから日本へ入国後の移動と14日間の待機について

カテゴリー:イベント・行事・お祭り / 交通・鉄道・航空 / 治安・渡航安全情報 投稿日:2020年3月24日

6881.jpg


2020年3月21日午前0時(日本時間)以降、フランス(海外県・海外領土を含む)から日本へ入国する際には、国籍を問わず14日間の自宅待機と、公共交通機関を利用しないことが求められています。


フランスから日本へ入国した際の様子は以前の記事「新型コロナウイルス規制下でのフランスから日本への入国・移動・待機についての状況まとめ 」に書きましたが、その後の空港からの移動と待機場所について、あくまで私の場合について書いておこうと思います。


私個人のプライベートなども考え迷ったのですが、帰国に不安に感じている在外邦人も多いと思いますので、特派員ブログに載せることにしました。


6871.jpg

▲羽田空港第3ターミナル


レンタカーなどの予約と空港外への出発


以前の記事「新型コロナウイルス規制下でのフランスから日本への入国・移動・待機についての状況まとめ 」でも書いたように、フランスからの帰国者は、空港からの公共交通機関の利用を控えなければいけません。ただし、荷物受け取り後の制限区域から出たあとは、監視されているわけではありませんので、それぞれの自制が求められます。


私の場合、日本の自宅が羽田空港から車で地続きの場所ではあるのですが、家族が自家用車で迎えに来るには少々遠い地域でしたので(通常であれば羽田空港から国内線の乗り継ぎをします)、私自身で空港内でレンタカーを借りて、それを自宅近くで乗り捨て返却する形を取りました。返却する営業所から自宅までは、家族に迎えに来てもらいます。


まず到着当日は、空港内のホテルに宿泊することにしました。フライト中に満足に睡眠を取っていないのと、時差で睡魔が来るリズムが狂っており、この状況で長距離の運転をすると、事故の確率が高くなると判断したからです。空港のホテルは、直前でも部屋に空きはありました。ただ、いつもある程度の空きがあるのかは分かりません。


ホテルでの滞在中は、食事はすべて持ち帰りで購入し、部屋で食べました。入国時の検疫官とのやり取りから症状はないと判断されましたが、やはり同じ空間で食べてしまうと、どうしてもほかの方々への何かしらのリスクが出てきます。空港内には魅力的なレストランは多いのですが、そこは2週間後のお楽しみということで、必要最小限の移動で、持ち帰りできるものを選びました。


レンタカーは早めに予約を入れておくことを、おすすめします。なぜならレンタカー会社の方の話によると、今回の帰国時の措置でレンタカーを借りる人が増えており、それら利用客のほとんどが東京都外に乗り捨てするため、車が戻ってくるのに時間がかかるそうです。したがって配車できる台数が少なくなっています。


高速道路を乗り継いで自宅まで


到着日は十分に睡眠を取り、翌日午前に入れたレンタカーの予約時間に合わせて、空港内のレンタカーのカウンターへ(今回はトヨタレンタリース を利用)。レンタカーの営業所まで送迎車に乗る必要がありますが、たまたま翌日午前に予約時間をずらしたことが幸いして、送迎は私ひとりだけでした。そして鍵を受け取り、自宅へ車を走らせました。


6882.jpg

▲羽田空港第3ターミナルのレンタカー送迎車両待合場所


私の勉強と準備不足だったのですが、ひとつ誤算だったのが、首都高の支払いに、日本のものでも通常のクレジットカードが使えないということ(ETC対応のクレジットカードなら使えます)。私はその時は日本円も持っておらず、料金ゲートで書面に記入して「後払い」ということで対応してもらいました......面目ないです。


ちなみにトヨタレンタリースではETCカードのレンタルもできるそうで、車の返却後に使った分を営業所で精算する仕組みです。こんなことなら、レンタルしておけばよかったです......。


あとは道路を乗り継いでひたすら自宅へ向かうのですが、やはり途中休憩は必要です。PAでは(SAとPAではPAの方が人が少ないためPAを利用しました)、皆が止めている場所から遠くに止めて休憩を挟みつつ、無事、自宅近くまで戻りました。


今回は、いつも以上にどこで睡魔に襲われるか分からなかったため、ところどころで仮眠を挟んでゆっくり戻っても問題ないように、念のため通常より長めのレンタル時間にして、車を借りました。結局、危惧していたよりは時間もかからず、通常より少し遅めくらいの運転時間で自宅近くへ。返却したトヨタレンタリースの営業所では、予定より早く車を返却できたため、なんと営業所の方が、最初に契約した時間より短い時間で料金を再計算してくれました(すでにクレジットカードで決済していたにもかかわらず!)。


こんな自主的なサービスは、フランスにいて久しく合っていなかったので、感動してしまいました。トヨタレンタリースさん、ありがとうございました!


レンタカー利用の帰宅で気づいたこと


今回の入国後の行動をまとめると、以下の5点でしょうか。


- 空港内のホテルに滞在するなら予約は早めに
- レンタカーの予約も早めに
- 車のレンタル時間は時差など体調を十分に考慮に入れる
- 首都高はクレジットカードが使えない
- 運転の休憩は人が少ないところで


このような流れを踏みまして、現在私は14日間の自宅待機中です。早く収束を願うばかりです......。


フランス関連の速報と今のフランスの様子はTwitter(@arukikataparis)から、フランス国内外の取材写真はInstagram(@katoyukinobu)よりお知らせしています。『地球の歩き方』本誌およびフランス/パリ特派員ブログとあわせてチェック!

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。

加藤 亨延

フランス・パリ特派員の加藤 亨延が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

いっしょに読みたい 関連記事

最近の画像

画像一覧へ

カテゴリーから記事を探す

月別記事一覧

特派員プロフィール

フランスフランス/パリ特派員
名前:加藤 亨延

加藤 亨延

ジャーナリスト。日本メディアに海外事情を寄稿。日・仏・英の比較文化が専門。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本で雑誌記者として活動する。2009年よりパリ在住。取材経験はカンヌ国際映画祭、パリ同時多発テロ事件、ブリュッセル連続テロ事件、ニーステロ事件、仏大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。仏外務省が発給する記者証所持。元ANNパリ支局勤務。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせはこちら、またはメールにて。
Twitter
Instagram DISQUS ID @arukikataparis

パリ特派員トップにもどる

その他のフランスの特派員

パリを旅する

その他のエリアから探す

特派員募集中!

日本国内、海外を問わず特派員は随時募集しております。ご興味のある方はぜひご応募を!

パリ特派員トップにもどる

トップ > ヨーロッパ > フランス > パリ特派員 > 新型コロナウイルス規制下のフランスから日本へ入国後の移動と14日間の待機について

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について