今年もパリプラージュ始まる 水着でセーヌ川をバカンス気分

公開日 : 2019年07月27日
最終更新 :
pp1.jpg

オーブンの中を歩いているようなパリの熱波も一段落したので、少々遅ればせながら、7月6日から9月1日まで開催されている、パリプラージュについて書きたいと思います。パリプラージュとは、パリ市内中心部のセーヌ川ビーチのようにして、パリにいながらバカンス気分を味わえるようにしたものです。

pp2.jpg

場所は2カ所あります。セーヌ川沿いをサン・ルイ島東端のシュリー橋から西へパリ市庁舎前を通り、ポン・デザール(芸術橋)までの右岸(セーヌ川の会場地図はこちら)。そしてパリ市内北東19区にあるラ・ヴィレット貯水池です(ラ・ヴィレット貯水池の会場地図はこちら)。

どちらの会場も、それぞれの良さがあって好きなのですが、セーヌ川沿いはパリらしさを存分に感じられることが魅力です。歴史的建造物に囲まれながら、読書などして過ごす時間はパリプラージュならではです。

一方でラ・ヴィレット貯水池では、子供向けのアクティビティが多い印象です。さらに、セーヌ川に繋がる運河がプールになっており(営業時間は毎日11〜21時)、セーヌ川と同じ水で泳げます。セーヌ川とか運河って泳げるの(?)と思われる人もいるでしょうが、毎夏のプール設置に際し、パリ市は水質検査をしており遊泳基準を満たしているとのこと。

ただ、このように貴重な機会ではありますが、私個人の意見としては、もう少しセーヌ川の環境や、汚物などが流れ込むパリ市民のマナー問題が改善してからの方がいいような気もします......。

pp3.jpg

とにかく、パリプラージュは通常の過ごしやすい夏のパリであれば、ゆっくりするのには絶好の手軽なお出かけスポットです。

【データ】

Paris Plage(パリ・プラージュ)

住所(セーヌ川):Parc Rives de Seine

住所(ラ・ヴィレット貯水池):Bassin de la Villette

開催期間:2019年7月6日〜同9月1日

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。