セーヌ川の増水と公共交通機関への影響について

公開日 : 2018年01月31日
最終更新 :
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1月に増水を続けていたセーヌ川の水位は、一時期よりも落ち着きましたが、川沿いの道路が水没するなど水位は未だ高い位置にあります。この影響を受けて、市内を通るRER C線の駅が、現在でも一部で閉鎖しています。

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パリ市によれば、1月31日現在で2月5日まで閉鎖が決まっているのが、RER C線のSaint-Michel Notre Dame、Musée d'Orsay、Invalides、Champ-de-Mars、Avenue du Président Kennedy、Boulainvilliers、Pont de l'Almaの7駅(ただしPont de l'Almaは以前から工事で閉鎖中)です。市内の低くなっている一部道路や広場も立ち入りが禁止されています。

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この増水を受けて、住処が水没したネズミが川沿いから上がって来ているほか、水没した箇所による停電の可能性もあります。

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1月31日現在のパリ市内オステルリッツで、セーヌ川の水位は5.47メートル。同29日の5.84メートルよりは水位が落ち着いて来ましたが、依然注意は必要です。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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