暮らすように旅するなら今! パリ空いてます

公開日 : 2016年07月31日
最終更新 :
DSC_1816.jpg

バカンス真っ最中のパリ。この時期、多くのフランス人は長期の休みを取り休暇に出かけるため、街が一気に空きます。普段は混んでいる朝の地下鉄が空いていたり、地元で人気のカフェがガラガラだったり、とにかく人がいません(観光客相手の美術館などはいつも通り混んでいます)。

「パリは一度来ていて、主要スポットは一通り巡った」「観光地をハシゴするのではなく、暮らすようにゆっくり過ごす旅行にしたい」という方は、今が狙い目。街中はどこも空いています! 

IMG_3371.jpg

街の空き具合に加えて、この時期が狙い目なのは日が長いこと。治安がそこまで悪くない地区だとしても、知らない街で暗い中を歩くのは不安という人も多いでsy。今は21時過ぎまで明るいため、少しくらい遅くなっても、景色を楽しみながら帰れます(暗くなり夜の日が灯されたパリも素敵ですが)。

夕方からカフェのテラスで飲み始めて、2軒目に行く時間になってもまだ明るい......。最近は気温も涼しくなり、本当に気持ちの良い季節です。

一方で、お目当てのレストランが休暇に入っていることは多々ありますし、工事も多く、現在はRER A線とRER C線の一部が不通になっています。そのためマルシェで買った食材で自炊するなど、1カ所滞在型の旅行にはぴったりです。

【2016年RER線運休状況】

RER A線(ラ・デファンス〜ナシオン間):

RER C線(アベニュー・アンリ・マルタン及びジャベル〜パリ・オステルリッツ間):

IMG_3392.jpg

この時期におすすめなのがセーヌ河畔。夕方になると、パリ居残り組の人々が酒とツマミ片手に現れます。川を通る涼しい風に吹かれながら、カラッと晴れた日の下、ワインやビールを飲む......フランス人のマネをして、観光で訪れた人もぜひピクニックを楽しでみてください。ただし、酔っ払ったピクニック客を狙うスリもいるため貴重品には注意を! ピクニックだけが目的なら食べ物と飲み物だけを持って、最小限の所持品で出かけても良いですね。素敵な思い出になるはずです。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。