サッカー「ユーロ2016」が開幕! スタジアムとテロの危険性

公開日 : 2016年05月31日
最終更新 :
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©UEFA

4年に1度開かれるUEFA欧州選手権「ユーロ2016」が今年はフランスで開催されます。フランス国内10カ所で開かれ、パリ周辺ではパリ市内にあるパリ・サンジェルマンのホームスタジアム「パルク・デ・プランス」と、パリ郊外サン・ドにあるフランス代表のホームスタジアム「スタッド・ド・フランス」が会場になっています。

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©UEFA

大いに盛り上がることが予想されますが、フランス当局が今気にしていることは、同大会がテロリストの標的にされるのではないかということ。パリ同時多発テロ事件以降、延長に延長を重ねていた非常事態宣言も、ユーロ2016対策として同大会が終わるまで再び延ばされました。

世界のどの場所にいてもテロに遭遇する危険はありますし、旅行者として直接的な対策は立てられません。ただ、もし何かしら大きな事件に遭遇したら興味本位で近づくことはせず、まず自らの安全を確保しましょう。

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外務省もユーロ2016に際して注意喚起をしています。また同期間中はイスラム教のラマダンにあたり、イスラム過激派組織ISILからよるラマダン期間中のテロを呼びかける声明も出ています。

身の回りには十分に注意して、素敵なフランス滞在にしてください。

(5月お題"スタジアム")

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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