学食で学生気分を味わってみよう！ 値段もお得
外食が高いパリですが例外もあります。それは学生食堂。大学構内のカフェテリアや街中にある「Resto U」と呼ばれる学生食堂では、安く食事ができます。その中でも今回は、市内14区にあり多くの大学生・院生が暮らす「Cité Internationale Universitaire de Paris（パリ国際学生都市）」の食堂にお邪魔してきました。
国際学生都市は各国が建てた学生寮が建ち並び、一つの大きなコミュニティを作っています。その中でも中央に位置する建物は、売店や郵便局など生活に必要な店が入る施設で、その一部に食堂もあります。
食事の内容はというと主菜と小鉢、パン、デザートがついて3ユーロ。メインにステーキなどを頼むともう少し高くなります。他にもピザなども注文可能で、バリエーションは結構豊かです。今回は3ユーロのものを食べたのですが、味はというと......うーん、学食クオリティ。値段と比例したおいしさでしたので過度な期待はしないようにしましょう。
寮に住む学生以外も利用可能で、夕食時は学生が多いのですが、昼食時は近所の人も多く食べに来るそうです。味にはそこまでこだわらないけれど、食事代を節約したいという人にはおすすめです。
【データ】
Cité Internationale Universitaire de Paris（パリ国際学生都市）
住所：1 Avenue Pierre Massé, 75014 Paris
営業時間：11:45～14:15、18:15〜21:30（月～金曜）
休業日：土・日曜、祝日
最寄り駅：RER B線 / トラム3番線「Cité Internationale Universitaire」
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト（フランス外務省発行記者証所持）。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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