夏ワーク報告:現地調査

公開日 : 2016年11月28日
最終更新 :

11月に入り、一段と寒くなってきましたね〜!

年末が近くなり少しばたばたしてきたせいか、月日の流れがはやく感じます。

さてさて今回は、、、夏ワークで行った「現地調査」をご紹介します。

現地調査ってなに??

現地調査の目的は、現地の現状を知り理解を深めること。それをもとに、今後の支援のあり方を考えることです。

そのために、現地の小学校の校長先生にインタビューをしたり、資料をお借りしたり、今ある校舎の破損状況を調べたりします。

今回の、先生へのインタビューでも「子供たちのお昼ごはん事情」や「いま、この学校で不足しているもの」「ALPHAの活動をどう評価するか?」など様々なことを質問させていただきました。

その中で最も印象的なのが「ALPHAのみなさんが一生懸命活動してくれるのを見て、この学校の先生の指導に熱が入ります。おかげで昨年の退学率は0%です」と校長先生がおっしゃったことです。

自分たちの活動が、ただ学校を建てて去るだけの一方通行ではなく、わずかではあるかもしれないけれど、現地の人の意識改革をサポートできていたことを知り、とても嬉しく思いました。

ALPHAのvisionにもなっている「教育の充実化を現地と共に図る」とはこういうことなんだなぁ〜と実感した瞬間でした。

また、今回はフィリピンの子供がどのような勉強しているのかを知るために、実際に使っている理科の教科書をみせていただきました。

現地調査.png

↑教科書の目次

内容は、日本では中学校や高校で学ぶような内容も含まれており、小学生にとってはかなり高度なことを学んでいます。

また、1週目は○○を勉強する、2週目は○○を勉強するというように、各教科ごとに週ごとの学習計画が先生方のなかで定められており、教育に対して熱心な印象を受けました。

(実際に計画通りに進んでいるかは分かりませんが、、、笑)

↓週ごとの学習計画

現地調査2.png

最後に、主に8期生が説明をうけながら校舎の破損状況をみてまわりました。

現地調査3.png

屋根のない校舎で子供たちが勉強に励んでいます。

日本とは比べものにならない、フィリピンの学校の実態を目の当たりにして、8期のみんなは何を感じたでしょうか。

現地調査4.png

斜めになってヒビがはいった学校の通路。

前回来たときよりも、損傷がおおきくな日本とは比べものにならない、フィリピンの学校の実態を目の当たりにして、8期のみんなは何を感じたでしょうか。

前回来たときよりも、損傷がおおきくなっているのが目に見えてわかります。

私が村でホームステイしたとき、家の薄暗い明かりの中で夜まで勉強する子供に、勉強が好きかと尋ねると「好き!楽しい!」と嬉しそうに言っていたことが、強く印象に残っています。嫌々やらされているのではなく、自発的に楽しんで勉強している、素敵な未来をもった子供がそこにはいました。

こんな子供たちが一刻も早く安全な環境で不自由なく勉強できるようになってほしい。そんな願いをもってこれからも私達は活動をつづけていきます。!!!

ここまで読んでいただきほんとうにありがとうございました。

みなさん、風邪に気をつけてお過ごしください!!!

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