目新しいものがいっぱいの農業フェスタinパルマス
毎年5月第一週目もしくは二週目にパルマス中心街から30km程度離れたところで大きな農業フェスタが行われます。実は以前にわたしは知り合いから依頼を受け、このイベントで大豆の紹介をしたことがあります。味噌汁や豆腐の試食をしてもらいました。また、別の年には日本の食事について紹介しました。毎年、何か目新しいことをするのでとても楽しみにしているイベントです。
中でも一番印象に残っているのはサボテンの実を試食できたことです。キウイのようなさわやかな味でした。
何度も書いていますが、トカンチンス州はとても暑いのでイベントは夕方から夜にかけてが多いのですが、このイベントは朝から夕方まで5日間行われます。普段はここで農業、畜産、漁業の研究が行われているので、毎年、研究家や学生が多く訪問されます。日本大使館の方も訪れたことがあるイベントです。さて、今年はどんな目新しいものを見ることができるのか楽しみにしていました。
農業エリアではバナナ、トウモロコシ、ひまわり、胡麻、米、香料となる実などを見ることができます。ちなみにひまわりは市のシンボルフラワーでもあります。街で目にすることのないハーブもありました。
農地までの水の引き方について説明がされていたり、大きな農耕機の展示がされていたりと農業に携わる人だけでなく子供たちも目を輝かせていました。
畜産エリアでは牛と羊がいました。たくさんの種類がいて、まるで動物園のようでした。牛に乗ることができ、子供の列ができていました。ただし、5ヘアイスかかります。ちなみに、牛のコブはとてもおいしいです。
漁業エリアでは釣りを楽しむことができました。また、水槽には鯉がおり、「日本では各家庭に庭園があり、鯉が飼われている」と説明されていました。
他にはアクセサリー、はちみつ、石鹸などが販売されていました。わたしははちみつを購入しました。
今年はわたしにとって目新しいことはフェスタの会場までの道が舗装されていたことです。いままではでこぼこ道だったので農業フェスタに行く!という雰囲気があったのですが、今年は舗装されたため車には優しくなりましたが、ワクワク度は少し減ってしまいました。しかし、ひまわり畑に囲まれた道を車で走る心地よさはあるので、是非、訪れてみてください。
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