ワットプー祭りは2月12日~14日!

公開日 : 2014年01月26日
最終更新 :
筆者 : 熊谷 郁

ສະບາຍດີ(サバイディー)、熊谷です。

気づけば1月もあと少し。早くお知らせしなければ、と思いながら少々遅くなってしまいましたが、ワットプー祭りのお知らせをしたいと思います。

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ワットプー祭りについては、ビエンチャン特派員のふじたさんも記事にして下さっていますが、今年2014年は2月12日~14日の予定となっております。

12日、13日はステージでのコンサートや出店が沢山出たりと、ラオス人でごった返します。年に1度やってくる大きな市場に、村の人達の心は踊り、子供たちは走り回り、ワットプーにチャンパーサック県内中の、ラオス南部中の人が集まる、エネルギーに溢れた、ラオス人の為のお祭りです。バライ(池)では小さなボートレースやラオス人に大人気のアヒル掴みどりレースなども行われ、ラオス文化を肌で感じることができると思います。

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メインは14日早朝の盛大な托鉢です。チャンパーサック県内はもとより、タイやカンボジアからもお坊さんが集まります。そして、托鉢をする為に、美しいシン(ラオスの伝統的なスカート)を身にまとったラオス人が、夜明け前から場所取りをし、今か今かと始まるのを待っています。

托鉢はもちろんすごいので、観るだけでなく、出来れば実際に参加をしてみることをお勧めしますが、私はその托鉢が始まるのを待っている時間が何気に好きです。ロウソクの灯を灯して夜が明けるのを参道に御座を敷いて待ち、真っ暗な空が刻々と色づき始め、太陽が登り出すその瞬間は、何物にも代えがたい時間が流れています。

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この瞬間に出会う為には、前日夜はチャンパーサック郡へ泊まるか、車をチャーターして早朝にパクセーを出るかしないといけませんが、お時間が許すようであれば、ラオス文化を味わって頂ければと思います。

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そして、14日の夜にはキャンドルナイトが開催されます。ロウソクでライトアップされたワットプーもとても幻想的で、ロウソク行列も非常に文化を感じさせます。普段の夜のワットプーはライトアップはされておらず、この機会にぜひ訪れたいものです。

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ワットプー開催期間中は、入場料が特別料金で少しプラスになったと思います。受付でご確認くださいね。

また、ワットプー唯一の人出となるお祭りなのですが、ラオスはまだまだゴミ処理の意識が根付いていない所もあり、この時期のワットプーにはごみがとっても溢れています・・・。世界一きたない世界遺産、とこの時期に訪れた観光客からは非難轟々ですが、これからの途上にあると大きな心で見て頂けると幸いです。もし、ごみのない、美しいワットプーをご覧になりたい場合は、ワットプー祭り後しばらくは避けて訪れて頂くのが良いかと思います。

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ワットプー公式ホームページ:http://www.vatphou-champassak.com/

ワットプーへの行き方:日帰り編ローカル編

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