カナダでのThe 夏休み!コテージweekend
日本の某旅行会社に勤めてる友達がやっと夏休みをもらえたぁとメールしてきました。なんでもずっと終電で帰る日がずっと続いていたようで、本当日本の企業は大変だぁと実感しました。
さて、ここオタワでの夏休みはというと、オンタリオ州の労働基準法では1年間の連続勤務に対して2週間の有給が出る事になっています。私は4月に日本に一時帰国するのに取ってしまったので今年の夏はお預けです。
オタワは政府関係の仕事がとても多く、福利厚生も盛りだくさん!この前問題になった郵政の職員は7週間も休暇があるんです!!!およそ2ヶ月間もどうするんだぁ?!って感じですが、海外旅行に行く人はもちろんのこと、コテージ(別荘)で過ごすのが大半です。
カナダはとても広く、湖などが多いのでコテージがたくさんあります。特に政府関係の高給料をもらっている人が多く住むオタワは、土地価格の安いケベック州と隣接しているため、多くの人がケベック側にコテージを持っています。2時間もあればコテージにアクセス出来るため、金曜の午後から日曜日までといったように毎週末出かける家族もたくさんです。
私は車はもちろんの事、家も持っていませんのでコテージなんて夢のまた夢ですが、彼の親戚が持っていて毎年行くので、連れて行ってもらいました。
場所はオタワからおよそ5時間離れたカワーサ湖(Kwartha Lake)にあるBalsam Lakeという場所です。
私たちは2日半しか休みが取れなかったので、長距離バスのGreyhoundでPeterbroughまで4時間ほどかけて出て、そこから車で迎えに来てもらいました。Peterbroughから車で1時間15分ほどです。途中にアーミッシュという電気などを全く使わない民族が経営するベーカリーがあります。彼らのクッキーやパンは竈で焼くので絶品です。
着いてすぐに夕食です。この日のメニューはBBQと言ってもこっちのBBQはグリルでバーガーやウィンナーなどを焼く事を指します。日本のBBQが懐かしい!!!その後、湖で泳ぎました。湖で泳ぐなんて日本では考えられない事ですがカナダでは日常茶飯事です。彼らが「ビーチに行こう♪」って言っててワクワクしてたら、そこは湖だったなんてことも少なくありません。水があって少しの砂浜があればビーチらしいです。いやぁやっぱビーチは海だろう、と突っ込みたくなりますが、カナダではあまり海にアクセスすることが出来ないので、湖みたいです。
水は最初はやっぱり冷たかったですが、入ってしまうとそんなに感じません。
日の入りもバッチリ見れました。
次の日は30分ほどかけてFenelon Fallsという町に行き、Kwartha名物のアイスを食べました。クリーミーで美味しい!!!
帰ってきて、ハンモックで読書したりのんびりしていたら彼の従姉妹達が「チュービングに行くよ!!!」と張り切っています。本当小学生は元気で羨ましい!!!彼女達、朝はテニスの講習、、帰ってきてから町に行き、そのあと湖でスイミング。
チュービングとは、ボートの後ろに浮き輪みたいなのを付けて、そこに乗ってひっぱってもらうウォータースポーツです。バナナボートの浮き輪版みたいな感じです。
そうなんです、コテージがあれば、ボートやカヌーを所持しているのも当たり前のカナダ。なんか恐ろしいです。。。どこまでリッチなんだろう。。。
従姉妹達は慣れているので、本当に上手。一回もはじき飛ばされませんでした。上の子は余裕過ぎて、コテージでのこととか学校のとか終始話しかけてくれるのですが、私は「うんうん。」とか「そっかそっかぁ。」なんていう相づちしかたたく余裕がありませんでした。。。
彼女は手を離すのも余裕です。
波長の上にいるときは、そうでもないんですが、そこから外れる時の上下の振動が半端無い!!!私の彼は結構マンモス級なので、浮き輪にたたきつけられてすごい痛かったみたいです。お尻に青あざが出来てしまうほど!!!ポイントはお尻を浮き輪につけないようにすること。私は大丈夫だったのですが、太股が筋肉痛。しかも2日後に発症って、どんだけ年なんでしょう。。。。
夜までめいっぱい遊びました!
キャンプファイヤーもしました。「森の熊さん」を英語バージョンで歌ったり、マシュマロを焼いたり。
最終日は残念ながら雨が降って、しかも5時間程停電!でもそこはカナダ人、何もしないし気にしない。そんな適当カナダ人、たまにイラっとするけど、こういうのんびりした時間に、のんびりしたカナダ人、良いコンビです。
つかの間の現実逃避、深夜バスで帰り、そのまま仕事に直行です。あぁリアリティは残酷です。
週単位でレンタルしているコテージもあるみたいなので時間に余裕のある方は、こういうカナダならではの夏の過ごし方もオススメです!!
筆者
カナダ特派員
タマ治郎
2009年よりカナダの首都オタワへ。人生の半分以上をカナダで過ごしてる事になりました。
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