アルコールは人体に有害!?ノルウェーの厳しいお酒事情について

公開日 : 2018年06月01日
最終更新 :

筆者がオスロに来て一番困ったのが、お酒の問題です。

何が問題かというと、まずはその値段。た、高い...。

日本だとキリンの缶ビールが1缶200円くらいで買えていたのに、オスロでは一番安いものでも20NOK(ノルウェー・クローネ)=280円くらいします。ちょっと高いクラフトビールだと1缶(330ml)あたり40NOK=560円くらいザラです。

もう1つの問題はお酒の購入時間が限られていること。

平日は夜8時まで、土曜日は夜6時まで、日曜は終日買えません。

(もちろんレストランなどでは終日飲めますが。)

ノルウェーはお酒とたばこを人体に有害なものと考えているため、規制が厳しいのですね。

分かるような気もしますが、日本で24時間買えていたのを考えるとやはり不便です。

さて、ここからはオスロのスーパーで買える、大衆向けのビールをご紹介します。

値段も高いし規制も厳しいけど、ノルウェーのビールは美味しいんですよ♪

日本のKIRINが始めてビールの醸造を始めた時、醸造技術を教えたのがノルウェー人だったという逸話があるそうです。そのためか、ノルウェー人もビールには誇りを持っています。

まずはこちら、Ringnesのピルスナーです。

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日本で言うキリンやアサヒのような位置づけの一番大衆向けのビールでありながら、フルーティな上品な香りが特徴です。ドラフトビールとしておいているお店も多いです。

続いてはこちら、TUBORGのラガービール。

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こちらはノルウェー産ではないのですが、ヨーロッパでも広く流通しているビールで、後味のスッキリしたクセのないビールです。夏にもぴったりですね。

続いてはこちら、Aassのピルスナーです。

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パッケージもなんか安っぽいように見えますが、こちらも美味しいビールで人気があります。Ringnesに香りや味、値段ともに近いビールです。

さて、最後は少し高めのビールを。

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Frydenlundというブランドのペールエールです。500mlで37NOK=520円くらいするので、スーパーで買えるビールの中では高級な部類に入りますが、香りが全然違います。地元のノルウェー人もこぞって絶賛するビールなのです。

ちなみにノルウェーのスーパーでは販売できるアルコール度数に上限があります。そのため、この記事でご紹介したビールは全てアルコールが4.6%前後になっています。それを上回る度数のお酒は、リカーショップに行かないといけません。

これくらい国がしっかりとアルコールを管理するのも、いいことかもしれませんね。

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