質素に見えて実は高級&美味しい!ノルウェー人の普段の食生活

公開日 : 2018年06月01日
最終更新 :

食事は人生の豊かさを決めると言ってもいいくらい、大切なものですよね。

筆者がオスロに移住してきた当初は、日本とのあまりの違いに愕然としたのを覚えています。

スーパーに行っても、加工食品が多くて、生の肉や魚もどれも美味しそうじゃなかったんですね。

それどころか、スーパーの魚コーナーに行くとなんだか変なニオイがして、えっ!?となることも。(笑)

しかし、今となってはノルウェーの食文化も理解できるようになり、美味しい食べ物がたくさんあることが分かってきました。今日はほんの一部ですが、ノルウェーの食べ物についてご紹介します。

ノルウェーの食事は一見とてもシンプル。私が初めてオスロに来た翌日に食べた朝食がこちらです。

Sample1no1.jpg

ちょっと地味に見えますよね。しかしこの1つ1つが実は美味しいのです。

特筆すべきは、ハムの横にある2枚のチーズ。ノルウェーは乳製品がとても美味しく、チーズは特に絶品なのです。右側の茶色いチーズは日本ではあまりメジャーではありませんが、ヤギのミルクを使ったチーズ。一口食べるととても甘く、キャラメルのようなほろ苦さも感じながらもしっかりとしたチーズのコクがあります。当初は、筆者も初めて食べる味だったのでとまどいましたが、今では食べない日はないほど。

ノルウェーではチーズは1kgくらいのかたまりで売られていることが多く、家で食べるときはスライサーを使って1枚1枚おろして食べるのが一般的です。

乳製品と言えばこちらも欠かせません。

Sample1no2.jpg

ヨーグルトです。ただし、この写真はバニラビーンズ入りの甘いヨーグルトにです。ヨーグルトもノルウェーの朝ごはんでは頻繁に登場します。

1枚目の写真に戻りますが、パンが何枚か映っているのがお分かりでしょうか?

ノルウェーはパンの種類も豊富で、普通のパンから全粒粉のパン、穀物が豊富に入ったパンなど、スーパーでは常時10種類以上が売られています。日本の食パンとは違って、表面積が小さめで細長いかたまりが1本として売られているのです。

こだわりのあるノルウェー人は家でパンを作る人も多いようです。

もう1つ、ノルウェーの食卓に欠かせないのがフルーツ。

Sample1no3.jpg

春から夏にかけてはいちごも多く出回ってきます。季節によって種類は変動しますが、りんご、キウイ、バナナ、ブルーベリーなど、たくさんフルーツがスーパーで売られています。大学でも休み時間に洋ナシを皮ごとかじっている人も見かけます。

このようにノルウェーの食事はシンプルに見えて実はとってもヘルシーなんですね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。