質素に見えて実は高級&美味しい!ノルウェー人の普段の食生活
食事は人生の豊かさを決めると言ってもいいくらい、大切なものですよね。
筆者がオスロに移住してきた当初は、日本とのあまりの違いに愕然としたのを覚えています。
スーパーに行っても、加工食品が多くて、生の肉や魚もどれも美味しそうじゃなかったんですね。
それどころか、スーパーの魚コーナーに行くとなんだか変なニオイがして、えっ!?となることも。(笑)
しかし、今となってはノルウェーの食文化も理解できるようになり、美味しい食べ物がたくさんあることが分かってきました。今日はほんの一部ですが、ノルウェーの食べ物についてご紹介します。
ノルウェーの食事は一見とてもシンプル。私が初めてオスロに来た翌日に食べた朝食がこちらです。
ちょっと地味に見えますよね。しかしこの1つ1つが実は美味しいのです。
特筆すべきは、ハムの横にある2枚のチーズ。ノルウェーは乳製品がとても美味しく、チーズは特に絶品なのです。右側の茶色いチーズは日本ではあまりメジャーではありませんが、ヤギのミルクを使ったチーズ。一口食べるととても甘く、キャラメルのようなほろ苦さも感じながらもしっかりとしたチーズのコクがあります。当初は、筆者も初めて食べる味だったのでとまどいましたが、今では食べない日はないほど。
ノルウェーではチーズは1kgくらいのかたまりで売られていることが多く、家で食べるときはスライサーを使って1枚1枚おろして食べるのが一般的です。
乳製品と言えばこちらも欠かせません。
ヨーグルトです。ただし、この写真はバニラビーンズ入りの甘いヨーグルトにです。ヨーグルトもノルウェーの朝ごはんでは頻繁に登場します。
1枚目の写真に戻りますが、パンが何枚か映っているのがお分かりでしょうか?
ノルウェーはパンの種類も豊富で、普通のパンから全粒粉のパン、穀物が豊富に入ったパンなど、スーパーでは常時10種類以上が売られています。日本の食パンとは違って、表面積が小さめで細長いかたまりが1本として売られているのです。
こだわりのあるノルウェー人は家でパンを作る人も多いようです。
もう1つ、ノルウェーの食卓に欠かせないのがフルーツ。
春から夏にかけてはいちごも多く出回ってきます。季節によって種類は変動しますが、りんご、キウイ、バナナ、ブルーベリーなど、たくさんフルーツがスーパーで売られています。大学でも休み時間に洋ナシを皮ごとかじっている人も見かけます。
このようにノルウェーの食事はシンプルに見えて実はとってもヘルシーなんですね。
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