ノルウェーで花粉症の時期が始まりました

公開日 : 2018年04月20日
最終更新 :
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ノルウェーに長期滞在している方で、春~夏の時期に、「身体がだるいな」、「頭がぼーっとするな」、「目がかゆいな」と感じ始めたら、花粉症の可能性を疑ってみて、損はありません。早めにお医者さんに行って、検査をし、花粉症の薬を処方してもらうことをおすすめします。

ノルウェーでは、「Bjørk」(ビョルク)という「シラカバ」アレルギーが一般的です。筆者を含め、なんらかの植物に反応して花粉症の薬を飲んでいる人は、意外とたくさんいます。

今年、検査の結果で自分が花粉症だと気づくことができたら、来年から早い段階で薬を飲み始めると、症状をある程度防ぐことができます。 

薬局でも、処方箋なしで一部の薬は買えます。とはいえ、お医者さんでしっかりと検査をしてもらって、自分はどの植物に反応するかを把握し、適切な薬が処方されたほうがよいのではないかと思います。

筆者の場合、鼻水などはあまり出てなかったのですが、数年前の春頃から頭がぼーっとして、なにかがおかしいなと思っていたところ、病院での検査で、複数の植物に対して花粉症だったことが分かりました。

写真は、筆者が今年すでに飲み始めている青いタブレットと、目薬。鼻スプレーも昨年はいただいていたのですが、あまり使わなかったので今年はなしに。どの薬が必要かは、人によって異なるでしょう。

タブレットと目薬は、処方箋ありで、約2190円(ノルウェーは、医療費は完全無料ではありません)。

毎日の各地域での花粉症バロメーターは、専用サイト「Pollenvarsel」で確認できます。「Bjørk」は「シラカバ」、「Gress」は雑草などのイネ科の植物、「Burot」は「ヨモギ」、「or」は「ハンノキ属」、「Hassel」は「セイヨウハシバミ」、「Salix」は「ヤナギ」です。

ノルウェーのぜん息・アレルギー連盟によると、ノルウェーの人口の20%以上が花粉アレルギーにかかっているそうです。

「マスク」はノルウェーではしないようにしましょう。日本にいる感覚でマスクを使うと、危険な病気を持っている人なのかと、周囲を混乱させる可能性があります。  

Photo&Text: Asaki Abumi

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