音楽祭オスロ・ワールド 現地レポート
10月31日~11月5日はオスロで世界各国からの音楽が集まるフェス「オスロ・ワールド」(Oslo World)が開催されました。
この音楽祭は今まで取材したことがなかったので、今年が初潜入。
世界の音楽がテーマのフェスだったので、各国の伝統的な音楽が多いのかなと思い込んでいたのですが、意外とモダンな音楽が多くて驚きました。
週末には子ども向けのイベント「Barnas Verdensdager」もおこなわれ、各国の食・文化・ファッション・音楽などを紹介していました。とても楽しく・おいしかったので、お子様がいる方は来年おすすめです。ベビーカーがたくさん会場にあり、子どもたちにとって楽しい遊び場となっていました。
数多くのセミナーではファッションに関するテーマが多かったのが、私にとっては嬉しかったです。
ファッションデザイナーである Assaad Awadがゲストとして招かれ、雑誌『ELLE』ノルウェー版の編集長とのトークショーもありました。
コンサートやライブはオスロ各地で開催され、全てをチェックすることは不可能な贅沢なプログラム内容。欧米、アフリカの音楽のほかに、ノルウェーなどの北欧音楽も揃っていました。
どの音楽を聞きたいか分からない時は、主催者が特におすすめする目玉アーティストがいるので、ここからスタートするのもよし。個人的に一番記憶に残ったコンサートはスペイン出身のRossy de Palmaさんでした。
セミナーの内容もいろいろあったのですが、ノルウェーに移民として暮らす人々の葛藤を議論するもの、ポピュリズムが浸透する欧米で音楽やアートには何ができるかなど、深いテーマが揃っていました(ふんふんと考えることが好きな方には、セミナーもおすすめです。ほとんどが料金無料)。観客やゲストにノルウェー人ではない人も多かったため、セミナーの言語は英語が多めでした。
音楽だけではなく、食、文化、ファッション、アート、意見交換など、いろいろと「多様性」があふれたフェスでした。気になる方は来年覗いてみるとよいかもしれません。
Photo&Text: Asaki Abumi
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