大阪で唯一の村 千早赤阪村の棚田を見に行きました

公開日 : 2021年10月17日
最終更新 :
筆者 : かおり

こんにちは。大阪特派員のかおりです。急に秋らしい寒さがやって来た大阪です。今回は大阪で唯一の村、千早赤阪村(ちはやあかさかむら)の棚田の紹介です。千早赤阪村は大阪の南にある南河内郡にあり、人口約5000人の自然に囲まれた小さな村です。鎌倉時代に活躍した武将である楠木正成の出身地として知られています。日本の棚田百選に選定されている下赤阪の棚田が美しいということで見に行ってきました。行き方としては、棚田に行く人の駐車場の隣りにある千早赤阪村の消防署(住所は大阪府南河内郡千早赤阪村東阪77番1号)にナビを設定してください。駐車場は普通車5台+軽自動車1台分あります。停めることのできる台数が少ないので、写真でわかるかと思いますが、路上駐車をしている車が多くあります。満車の場合、遠くなってしまいますが駐車料金は無料ですので、千早赤阪村民運動場か道の駅「ちはやあかさか」の駐車場をご利用ください。交通事故の原因や消防車や救急車の出入りの妨げになるということで千早赤阪村から注意が出ていますので、よろしくお願いします。

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駐車場すぐ奥に看板が立っていますので、農道をまっすぐ歩いて行ってください。徒歩約10分です。

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こんな感じの道をのんびり散歩です。トンボやチョウが飛んでいました。

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目的の棚田への途中の田んぼもきれいでした。端が丸くなるように植えられているんです。

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目印となる赤阪城跡の碑。このお城は楠木正成が築いた山城です。

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やっと着きました。赤阪城跡の碑の横に広がるのがメインの下赤坂の棚田。写真は2021年9月19日の約1ヵ月前ですので、まだ青々とした稲穂です。今頃は稲刈りが始まっているようです。黄金色に染まった棚田が見られるのは9月末~10月中旬ですね。スケールはそんなに大きくはありませんので、途中の棚田と合わせて見てくださいね。

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帰りも同じ道をドングリを拾いながらゆっくり帰ります。ヒガンバナが田んぼのあぜ道にたくさん咲いていました。

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田植えが終わった6月末から稲穂が金色に変わる10月までが季節的にはよいですが、田植え前の満々と水がたたえられている田んぼも美しいですし、稲刈り後に稲を竹竿にかけて天日干しするはざ掛けも珍しいです。2021年11月6日(土)・7日(日)には棚田がライトアップされる「棚田夢灯り」というイベントが開催されます。事前にチケットが必要ですが、こちらにお出かけされてはいかがでしょうか。

筆者

大阪特派員

かおり

家族の転勤により大阪・徳島・埼玉に住み、今回で3度目の大阪には累計で約20年ほど住んでいます。

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