大阪における新型コロナウイルス関連 その5

公開日 : 2020年04月17日
最終更新 :
筆者 : かおり

こんにちは。大阪特派員のかおりです。大阪に緊急事態宣言が発令されて1週間たちました。今週、筆者の子供が通う小学校では教科書の配布、3学期の通信表の受け渡し、クラス発表が行われました。学年別に1時間ごとで時間が区切られ、運動場に集合でした。並ぶときに線が引かれ、先生からは話をしないように、くっつかないようにと何度も厳しくいわれたそうです。出席番号順で最後の方である筆者の子供は、間をとっているために列が長すぎて先生の声がほとんど聞こえなかったそうな。クラスを半分ずつに分けて教室に入り、机の上に準備してあった教科書や手紙などを取りに行ったそうです。通常であれば1人ずつ名前を呼ばれてみんなと一喜一憂しながら新しいクラスに行くのですが、2020年の今年は紙が配られて各自それを見て新クラスに行くようにという味気ないものだったようです。お別れを言えずに転校してしまった子もいたはずなのですが、誰が来ていて誰がいないのかもわからずじまいで、友達ともほとんど話すことができなかったそうです。この日を心待ちにしていたわが子でしたが、あまり楽しいものではなかったようです。大阪市は保護者が教科書を取りに行ったので、それを考えれば子供にとってはよかったのかなとも思います。授業日ではないため休んでも欠席にはならないので、学校に行かせるのが心配な保護者も少なからずいたようで、休ませた子供はあとから保護者が教科書を取りに行ったようです。町の様子としては、いつも行くスーパーに食料品の買い物に行ったところ、レジに並ぶときに前の人との距離を空けるために線が引かれ、レジ前にはビニールの幕が貼られていました。先週まではなかったので、ニュースや新聞で見たものがとうとう来たかという感じでした。緊急事態宣言前の混雑ぶりとは打って変わって、静かな店内でした。先週末にファストフード店にテイクアウトに入ったのですが、ドライブスルーは長蛇の列でした。いつもならイートインもあるのですが、この日からテイクアウトのみになっており、イートイン席はテイクアウトの商品を待つ人が座っていました。店内入口に設置してある消毒スプレーを利用したのですが、レジでも手に消毒液を塗布され、お金やカードはトレーに置く、でき上がった商品は棚に置くので呼ばれたら自分で取るというようなシステムになっていました。販売する方も買う方も命がけでやっているような感じを受け、あまりいい気持ちはしなかったので、もう行くまいと思いました。ファストフード店でのちょっとした時間でも、人と人とが近づいて声を交わし合うということがどんなに大切なことなのかをあらためて感じました。4月7日から開催予定だった舞洲のネモフィラ祭りは中止になりました。多くの方が訪れるだけにしょうがないとはいえ、非常に残念です。写真は昨年の2019年4月21日に撮影したものです。

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ウェブサイトでも現在のネモフィラの様子を見ることができますので、ぜひお楽しみください。見頃のようですね。https://seasidepark.maishima.com/nemophila/

筆者

大阪特派員

かおり

家族の転勤により大阪・徳島・埼玉に住み、今回で3度目の大阪には累計で約20年ほど住んでいます。

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