四天王寺さんと一心寺さん
先日、久々に四天王寺さんと一心寺さんにお参りしました。地下鉄が便利なのですが、今日は「JR天王寺」から歩いて行くことにしました。
「天王寺駅前商店街」には私が気になっているお店がいくつか。お気に入りのひとつ『赤松種苗店』は江戸時代から続いているそう。
オススメは中庭の水生植物売り場。水がチョロチョロ流れる防火水槽には金魚が。隣に出店された「Veggie +(ベジー プラス)」は女性に人気のハーブのお店。
北に6分ほど歩くと四天王寺さん。
今から1400年以上前に聖徳太子によって建立されたという古いお寺。今でも多くの方がお参りに来られます。
その四天王寺から西に5分。美術館みたいな現代風の山門(仁王門)がある一心寺。お寺の駐車場は今は無いそうです。
子供の頃に来た記憶で、山門が違う形だったのと駐車場待ちの列がすごかった想い出が。
門をくぐった正面に大本堂。
その横にあるお骨佛堂には納められたご遺骨でつくられた仏像が並んでいます。
仏像が祀られている周りはすごい人だかり。
みなさんそれぞれに会いに来た故人の方がいらっしゃるのでしょうか。
子供の頃、意味が分からなかった親の言葉 ーー。「子どもがいなかった親戚のおばちゃんが、一心寺のお骨佛になった」。
一心寺は明治20年から納められたご遺骨で10年毎にお骨佛が造立され、現在まで14体祀られています。(戦前の6体は空襲により焼失)
現在まで130年以上、およそ200万人にもおよぶ故人がお骨佛となっており、その信仰習俗に対し、平成17年大阪市の無形民俗文化財にも指定されました。
さて、お参りが済んだらお腹が減っていることに気がつきました。
特派員ブログといえば食べ物の話題ですよね。
参拝客の多いこのあたりには食べ物屋さんが数多くあります。
今回お昼をいただいたのは、いつも行列ができている四川料理のお店『チャイナダイニング・アルファ』。ここを選んだ基準? 今日はたまたま並んでなかったからです(笑)。
ここが行列だったら、あのお蕎麦屋さん。ここが行列なら、あのスパイスカレー屋さん行こうかなと、私の選ぶ基準はかなり気まぐれです。
まさかすっと入れるとは思わず、何にしようかと迷った挙句、担々麺の中辛と、セットの焼き飯を注文。
ここのマダムは接客好きで、いろいろと気を使ってくださいます。味はあっさりしていて、粗い挽肉の食感と、辛くもなく、コクがあるスープんなどバランスが良かったです。
さて、お腹もいっぱいになったところで、次の目的地へ。
四天王さんのある辺りは少し高台。夕陽丘という地名の通り美しい夕陽が拝めます。司馬遼太郎の「燃えよ剣」にも登場する「天王寺七坂」もこのあたり。その話はまた別の機会に。
お店:チャイナダイニング・アルファ
住所:〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢阪2丁目1−9
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