小学生にもひとり1台iPad配布

公開日 : 2020年08月23日
最終更新 :
筆者 : Harumi

こんにちは! フロリダ州オーランド在住のHarumiです。

2020年も8月に入り本来であれば新学期の始まるアメリカですが、やはり新型コロナの感染予防のため完全には元の生活には戻っていません。

うちの5歳の長女も本来であれば今月10日からアメリカの義務教育が始まるキンダーガーテンへ通学するはずでしたが、学校側がまだすべての子供たちを受け入れることができない状態なのでそれぞれの家庭に3つの選択肢を与えました。

ひとつは元来の学校へ登校するやり方、ひとつはオンラインで好きな時間に自由に学習するやり方、もうひとつは実際の学校のスケジュールに合わせクラスメイトや先生とのオンライン授業を受ける方法です。

それぞれの学年で、学校で直接授業を受けられる人数に制限があるのと、そもそもの感染予防のため自宅で子供たちをみられる場合は極力オンライン授業を選択するように推奨されています。

通学する子供も本来は多くの子供がスクールバスを利用しますが、密を避けるため可能な限り送り迎えをするようにもお願いされています。

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すべてが私たちにとって初めてのことで何が正解なのかわかりませんし、5歳の子供にとってのオンライン授業というのもどういう内容なのか、また自宅で私自身の仕事とほかのふたりの子供の世話との両立、すべてが未知で手探りでしたがとりあえず学校側が推奨しているオンライン授業を選択しました。

3月から自粛を続けていて先生やほかの子供と触れ合うことがなかった生活のなか、子供にとってオンラインとは言えど人とのコミュニケーションの場ができるのは私としてはとても喜ばしいことです。

私自身がオンラインでポルトガル語や音楽の授業をここ1年数ヵ月教えていて、オンラインでできることの可能性を十分理解しているのでその点での不安は特になかったです。

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オンライン授業が始まる1週間前には各家庭に1台のiPadと学年ごとに教科書などが配布されました。

指定された時間に行くとすでに多くの保護者がマスクをつけた状態で待機していました。

用紙に名前を書きそこから待つこと1時間半、やっと名前を呼ばれオンライン授業へアクセスするためのパスワードなどと一緒に教材を無事受け取ることができました!

iPadはあくまでも授業を受けるために貸し出しされますが、5才児にもこうして学ぶ機会を与えてくれることはとてもありがたく感じます。

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筆者

アメリカ・フロリダ州特派員

Harumi

家族でブラジルからフロリダ州オーランドに引っ越してきました。子育て中の主婦目線でオーランド情報発信していきます。

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