琉球八社、御朱印めぐり

公開日 : 2019年03月23日
最終更新 :
筆者 : 菅原 啓

琉球八社(りゅうきゅうはっしゃ)とは、琉球王国において王府から特別の扱いを受けた八つの神社のことを言います。

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沖縄県人は本土と異なる独自の先祖崇拝で、真言宗、天台宗、、浄土宗、臨済宗などの宗派に属してはいません。

沖縄には生まれ年の神社が存在しており、各人の生まれ年(十二支)によって守護してくれる仏さまが定まっているという信仰があります。

ただしこの信仰は強いものでもなく知る人ぞ知る感じで、以下の組み合わせになります。

達摩寺(那覇市首里):卯、戌、亥

盛光寺(那覇市首里):末、申

観音堂(那覇市首里):子、丑、寅、辰、巳、牛

安国寺(那覇市首里):酉

それはさておき、御朱印巡り。

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先ずは御朱印帳の入手もあり、波の上神社を訪れました。

波の上神社は地域の中で最も社格の高いとされる一宮(いちのみや)とされています。

御朱印を拝受できる所を探すと、社務所の入口に御朱印受付の看板がありました。

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先ずは御朱印帳を頂くことにして既に御朱印が入っている、沖縄らしい色合いの黄色にしました。

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波の上神社から車で5~6分で奥武山公園に到着しました。

続いて沖宮へ御朱印を拝受しに行きました。

沖宮には天照大御神が伊勢に渡る前に、降臨されたと伝えられています。

沖宮にもオリジナルの御朱印帳があり、葛飾北斎が描いた琉球八景のうち奥武山の龍洞松濤が刺繍されています。

御朱印帳の初穂料は、御朱印込み2,000円です。

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識名宮に来ました。

こちらは社務所がありますが不在の時があるので、事前に確認を取った方がよいですね。

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続いて安里八幡宮です。

沖縄で唯一八幡宮と呼ばれているのは、ここだけになります。

安里八幡宮には常時宮司がおらず波上宮の宮司が視ていることもあり、御朱印は波上宮の社務所にて拝受することになります。

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こちらは末吉神社です。

ちょっと怖い場所にあり、昼間でも一人で行くのは躊躇します。

こちらも御朱印も波上宮の社務所にて拝受します。

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天久宮です。

鳥居の先は駐車場で、駐車場の下が社務所になっています。

神社へは左の階段を下りていきます。

情報では天久宮の御朱印も波上宮で拝受するとのことでしたが、無事に入手できました。

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以上6社は那覇市内でしたが、中部では普天間宮で御朱印が拝受できます。

御朱印の受付は社務所の二階になるので、一階でインターフォンを鳴らしお願いします。

普天間宮でもオリジナルの御朱印帳を入手できます。

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最後に那覇から最も遠い金武宮は、高野山真言宗の金武観音寺の中にあります。

金武宮は神職を置かず観音寺の住職が見ていたので、金武観音寺の御朱印を拝受することとなります。

沖縄では沖縄県護国神社、出雲大社沖縄分社、出雲大社先島本宮、護佐喜宮、宮古神社にて御朱印を拝受できます。

次回の沖縄観光、御朱印巡りしてみませんか。

新たな沖縄を発見できるかも!

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