国際通りで、琉球王朝時代にタイムスリップできるお店「首里天楼(すいてんろう)」
沖縄の歴史と文化を、琉球料理を堪能しながら知ることができるお店があります。
ちょうど国際通りの真ん中辺りにある「琉球料理 首里天楼」です。
気をつけて歩かないと見過ごしそうですが、琉球石灰岩の白い壁が目印になります。
ここで首里天楼(すいてんろう)の由来をお話しします。
昔、琉球王国を支配した国王は、首里天加那志(すいてんがなし)と呼ばれていました。
1406年に尚巴志王(しょうはし)が開いた王朝は、1879年の琉球処分までの470年*余りに渡って琉球全土を支配していました。
琉球王朝は江戸幕府よりなんと200年も永く繁栄し、「万国津梁(ばんこくしんりょう=世界の架け橋)」の言葉を掲げて、さかんに世界へこぎ出していく貿易国家でした。
この時代は様々な外国文化を取り入れ、琉球独自の芸術や文化や精神性が生み出された時代でもあり、現代の沖縄にも大きな影響を与えています。
日本史では習わない、琉球という独立国の歴史と文化を伝えるために首里天楼は誕生しました。
お店は一階から三階まであり、琉球舞踊とライブは毎日開催されています。
三階にある絵巻の大広間は大きな舞台があり、ここで琉球舞踊や三線ライブを鑑賞することができます。
ステージより後方の一段高くなった席がお薦めですので、必ず予約を入れておきましょう。
足に負担をかけずゆったり座り、ステージ全体を見渡せます。
今日はこの後方席で、琉球料理と一緒に楽しみます。
さまざまな琉球舞踊は始まる前に解説してくれますので、とても分かり易く楽しめます。
時間は、第1部が 19:00~(30分)、第2部が 20:30~(30分)となります。
琉球舞踊を鑑賞していると自分が琉球国王になったような、また琉球が身近に感じる事ができて良い経験ができます。
沖縄で接待をする店を聞かれたら、迷わずここ「首里天楼」をお勧めします。
[ショップ情報]
琉球料理 首里天楼
住所:沖縄県那覇市牧志1丁目3-60
電話:098-863-4091
営業時間:昼11:00~17:00
夜17:00~24:00
定休日:年中無休
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。