出雲街道を自転車で「ポート アート&デザイン津山」へ ~津山城下~

公開日 : 2022年04月20日
最終更新 :
筆者 : mami
P4036943.JPG

津山の城下町の散策にはレンタサイクルが便利です。

今回訪れたのは「津山桜まつり」の期間中だったので、一日600円の「津山市観光センター」に車を停めました。桜まつり以外の日は無料の駐車場もおススメです。

d0394977_23434522.jpg

また、城下町は道が狭く駐車場も少ないのでレンタサイクルが便利です。遠出をしても大丈夫なように電動アシスト自転車もありました。

レンタサイクルは、3時間400円で1時間毎に100円アップします。借りるときに1000円を預けると、返した時の時間で差額が返金されます。1日借りると1000円です。

P4036945.jpg

「津山市観光センター」で地図をもらい、針路を東へとると東西に延びる出雲街道に出ます。

宮川と吉井川が出合い、かつては川運も盛んで参勤交代も行われ、賑やかに栄えた町です。格子の連続、白壁のなまこ壁、低い軒がまっすぐに伸びています。このあたりは津山城の東になるので、城東地区と呼んでいます。街道沿いには飲食店や歴史スポット、資料館、宿などがあり、時間をとって散策して見てください。

P4036970 - コピー.JPG

地図をたよりに「津山市観光センター」から1.5㌔ほど自転車を走らせるとPORT ART&DESIGN TSUYAMA「ポート アート&デザイン津山」という『旧妹尾銀行林田支店』の建物を利用したギャラリーがあります。

この建物には、ご覧のようにレンガと万成石が多用されています。レンガの間にストライプのように使われているのが

岡山の石「万成石」でピンク色の御影石です。

私の母校も万成石を使った正門があり、岡山を代表する石として使われています。

P4036971 - コピー.JPG

現在は建築家稲葉なおとの写真展をやっていました。入場料はうれしいことに無料です!

P4036954 - コピー.JPG

一部屋だけ、写真の撮れる部屋がありました。銀行の金庫室だった小さな部屋です。『津山 美しい建築の街』というタイトルで、市内の建物を中心に展示されています。

P4036965 - コピー.JPG

稲葉氏は建築家だけではなく紀行作家としても活躍されていて、写真集や建築実用書を含めると30冊近い著書を出版されています。

P4036958.JPG

銀行の窓口業務をしていた建物ものぞいてみました。大正時代の建物で窓口の一枚物のケヤキも必見です。

P4036956 - コピー.JPG

この折上の格天井は圧巻でした。どこを見ても日本建築の匠の技が生かされています。華やかな「大正浪漫」といわれる時代を謳歌した和洋折衷の格式のある建物でした。

この 稲葉なおと 写真展『津山 美しい建築の街』 の展示会は2022年5月8日(日)まで開催されています。

会 期 | 2022年 4月2日(土) 〜 5月8日(日)

会 場 | ポート アート&デザイン津山

時 間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで)

休 館 | 火曜日、5月2日・6日 ※5月3日(火)は祝日のため開館

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。