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小樽から青の洞窟へ! 小樽乗物紀行

カテゴリー:自然・風景 投稿日:2019年10月16日


こんにちは~。岡山特派員のmamiです。
今月は昨年10月に行った小樽での事をアップしています。
お付き合いの程、よろしくお願いします。

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ホテルの前の運河沿いの橋の上では人力車のお兄さんたちが
「ガイドブックには載っていない穴場も案内しますよ~。」と声をかけてくれました。
日本各地にある人力車の「えびす屋」さんです。
倉敷の美観地区でも走っているのでお馴染みで、お願いしました。

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まずは小樽港へ向けて走り始めます。
北前船が日本全国の港を巡っていた頃、北海道でニシンや石炭、昆布、鮭、鱈などを積み各地で売り、
本州からは、米や調味料、鉄、綿、薬、反物や衣類など、生活物資を積み込み売買しながら北上したそうです。
一回の航海の利益は、現在の額で約1億円にもなったそうです。
さながら総合商社のようですね。

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「北海製罐小樽工場第3倉庫」や築100年以上の「旧渋澤倉庫」を見て回ります。
昔は小樽港に出入りする船の荷を預かる倉庫として、このような重厚な組積造の倉庫がズラッと並んでいたそうです。
当時、このあたりは「北の商都」として活気にあふれた場所だったんでしょうね。
今は3棟ほどが残るだけですが、おしゃれなカフェやレストランに用途が変更されていました。

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この辺りの運河を北運河と呼ぶそうで、昔の運河そのままの広さです。
ここまで来ると観光客はほとんどいません。

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公園の向こうに見えるのは、重要文化財の「旧日本郵船株式会社小樽支店」です。
設計者は佐立七次郎氏。現東大工学部の第一期生だそうで、同期は辰野金吾(日銀小樽支店・東京駅)、片山東熊(迎賓館)、曽禰達蔵(三井銀行小樽支店)と錚々たる顔ぶれです。
門司港にもアメリカ式の旧日本郵船の建物がありましたが、こちらはルネサンス様式の重厚な建物です。
窓はすべて二重ガラスで北国の冬を考慮した建物でした。

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町には組積造の古い建物がよく見られます。
小樽は港町で風が強く、火災がおこると瞬く間に類焼してしまうので、古い建物は、このような石造建造物が多く見られます。
町めぐりを終えて、人力車を降りても質問に答えてくださいました。
また、この後、夜のお出かけの時も他の車夫さんたちが私たちを覚えていてくれて、
美味しいスイーツのショップやおすすめの土産物など、いろいろな情報を教えていただきました~。

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宿泊したホテルノルド小樽の前からは運河のクルーズ船が出ています。
翌朝、時間がもったいないと、父は朝一のクルーズ船に乗りに行きました。
部屋を出て5分後にはクルーズ船に乗り込んでいました。 Σ(・O・ノ)ノ!

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船が戻ってきたところをパチリ。

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そして、一緒に向かったのが小樽港の竜宮埠頭で、ボートクルーズを楽しみます。
前日までの予約制ですが、当日の朝でも空きがあったので予約できました。
思ったより大きなモーターボートです。

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外洋に出たとたん、青い海と空の間を波から波へとジャンプするようにボートは進んでいきます。
時おり頭から海水をかぶりますが、ちょっとスリリングな遊園地のアトラクションのようで 超~楽しい~!

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崖の上に建つj鰊(にしん)御殿が見えてきました。
西積丹に建てられたものをここに移築したそうです。
また、この崖の上からの日本海の眺めは、素晴らしい絶景スポットだそうです。
船長さんが色々説明をしてくださいますが、エンジンのある後ろから2番目の席に乗っていたので、せっかくのお話しがほとんど聞こえず、港に戻った時に聞きなおしました。

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柱状節理の岩肌が多く見られるようになってきました。
火山岩の露頭に見られる柱状の割れ目です。
このあたりは「小樽海岸国定公園」の中にあり、火山が作った絶景を海から眺めることができます。
ボートが走っていると爽快ですが、停まって説明を聞いている時は、波に揺られて酔いそうです~。
後で聞いたら、この日は台風の余波でかなり波が高かったそうです。

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このあたりから、今までの岩とは違った地質です。
オタモイ海岸といいます。
窓岩の奥に見える岩は、モアイ像のようにもモヒカン頭のインディアンにも見えます。
本来、海の色は積丹ブルーと呼ばれる鮮やかなブルーだそうですが、台風の影響で鉛のような色をしていてかなり残念でした。
波が静かな時は、青く澄んでいて海の底まで見えるそうです。
しかし、船長さんの船の操縦は抜群で、波が高いのに見所の方向へちゃんと船を向けてくださいます。

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さて、ここからがこのクルーズのハイライトで「青の洞門」と呼ばれる洞窟へ入っていきます。
天井高2メートルくらいかな?  意外と低く、こじんまりとした入口から入ります。
中は真っ暗で、やがて出口の灯りが見えてきます。
洞窟は奥行きが浅く、岩の中でU字型になっていて、出口近くがわずかに青みがかって見えます。

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後ろを振り返り、入口方向を見ると青く輝く海面。
洞窟内に入り込んでくる太陽光が海面に反射し、洞窟内が青く輝くのです。

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海面だけでなく、洞窟内も地質の影響でカラフルです。
後ろから2番目のシートは、エンジン音で船長さんの説明がほとんど聞こえず、がっかりでしたが、この絶景はかぶりつきで見られて超ラッキー。♫
洞内は、幻想的で美しいブルーの世界が広がり、感動的な景色を楽しむことができました。
洞窟の中は狭いので、小回りのきく、小さなボートのほうがいいですね。


そういえば、イタリアの「青の洞窟」へ行ったことがある人が、
「ここは、洞窟へ入るための舟の順番の待ち時間がなく、着くまでの間、国定公園の景色も楽しめるのでいい。」
と言われていました。
海の透明度がもっと高い日だったら、海底の白い砂が太陽光に反射して、もっと輝くような青に見えるそうですよ。

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波で揺れる船の上からの撮影は、ブレブレ写真の大量生産ばかりで、まともな写真がほとんどなかったのですが、この洞窟の良さが伝わったでしょうか?

帰りはオタモイ海岸の紅葉を愛でながらゆっくりと帰ります。
オタモイとはアイヌ語の「砂の入り江の意」に由来するといいます。
かつて、この景勝地にあった一大リゾート施設の跡などを眺めながら往復約80分のクルーズでした。



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えびす屋 小樽店
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この旅は市之宮さんの札幌特派員ブログを参考に計画しました。
https://tokuhain.arukikata.co.jp/sapporo/





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岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の「おかやまっ子」です。鉄道好きの夫に連れられ県内外各地を歩くうち、カメラを手にするようになり、文章を書くことが好きなことも高じて2013年からは個人ブログ「つれづれ日記」をはじめました。地元民目線での岡山の四季折々の自然や人々の生活、そして美味しい情報をレポしていきたいと思っています。 DISQUS ID @disqus_LJ2QGvckC1

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