備中高松城跡に400年の時を経て蘇った宗治蓮 ~備中高松~

公開日 : 2019年07月11日
最終更新 :
筆者 : mami
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蓮が美しく咲く季節になりました。

今日は岡山市内の高松城趾にある歴史公園の「宗治蓮」をご紹介します。

備中高松城は戦国時代、羽柴秀吉の「水攻め」によって滅んでしまったお城です。

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もともと、沼を掘りにして建てられていた高松城です。

城の周囲を堤防で囲まれ、梅雨で増水した足守川の水が流されたら

ひとたまりもありませんでした。

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もともと、この沼には蓮があり、歴史公園として沼を復元したら

自然に蓮が生えてきたそうです。

四百年もの間、静かに土の中に眠っていた蓮の種が再び、地上で花を咲かせるなんてロマンチックですね。

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かつて、お城の周囲いっぱいに咲いていた蓮が

令和の今年も咲き、私たちの目を楽しませてくれています。

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駐車場に、こんな表示がありました。

秀吉の軍が作った堤防の高さと城の高さの対比がわかります。

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蓮の花が咲くころは、同時に半夏生の群生も見られます。 

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名前の通り葉が半分白くなって化粧しているように見えます。

昨年は豪雨の影響で泥だらけの蓮池でしたが

今年は多くの蓮が咲いています。

住所 岡山市北区高松558-2

アクセス JR吉備線(桃太郎線)備中高松駅下車、徒歩10分

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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