廃線となった片上鉄道が自転車道として復活した片鉄ロマン街道を歩いています。今回は駅から歩いて15分程の和気富士登山を楽しんでみましょう。
片鉄ロマン街道沿いに歩いて行くと金剛川に出ます。ここにかかる橋は、かつて片上鉄道の鉄橋でした。鉄橋の上、といっても今では橋を渡っている気分と変わりはないのですがね!
街道を外れて登山道へ。民家と民家の間の狭い道を歩くと赤い鳥居があります。
この鳥居をくぐると最上稲荷へと続く石段が始まります。
石段を登りきり、神社に到着したらコースのルート案内図がありました。
あらら、Aコース以外は上級者コースですね。
普通のウォーキングシューズしか履いてないのでお手軽Aコースを選びます。
ここからは登山っぽい道になります。
冬でもシダ類が青々としています。歩きやすい道です。
展望の良い所で吉井川と金剛川が合流する地点を見降ろします。
山陽自動車道が東西に貫いています。
ここから、しばらく登ると和気富士の山頂です。
山頂に着きました!北曽根城という山城が戦国時代には建っていたようです。
石垣や廓などの遺構はあまり残っているようには見受けられませんでしたが
詳しい人が見ると興味深い場所なのかもしれませんね。
この山が和気富士と呼ばれるのは、和気駅側から見た姿がこのように富士山に似ているからです。さて、和気富士の山頂から次は観音山に向けて歩きます。和気富士の北側は山々が連なり、最高峰の神ノ上山にかけての稜線を和気アルプスと呼んでいます。