奇趣に満ちた満奇洞へ ~新見市~

公開日 : 2018年09月29日
最終更新 :
筆者 : mami
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急な坂道を登り、満奇洞の入口の前に立つだけで

冷気が吹き出して来るのがわかります。

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背の高い夫はここで嫌という程、強く頭を打ちコブになっていました。

湿度も低く歩いているうちに、汗がスッとひいていきます。

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規模は小さいながらもリムストーンという鍾乳石です。

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洞内はそれほど長くありませんが、洞窟博物館といわれるほど洞内の景観は素晴らしく

ここを訪れた与謝野晶子が

「奇趣に満ちた洞」と激賞したところから満奇洞と名付けられたといわれています。

まきの洞 夢にわが見る世の如く

玉より成れる殿づくりかな   ー鉄幹ー

満奇の洞 千畳敷の蝋(ろう)の火の

あかりに見たる顔を忘れじ   ー晶子ー

鉄幹が詠んでいる「まきの洞」は当時この洞窟が

「槇の穴」と呼ばれていたことから詠まれていると思います。

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見どころは多く、ナイアガラの滝、銀の幕、奥の院、恋人の泉等の名前がついています。

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フローストーン(流華石)と呼ばれるものかな?

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LEDライトに照らされ湖が、奥へ奥へと無限に続いているように見えます。

水が地球に刻んだ造形美ですね。

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ストロー(鐘乳管)や、つらら石が発達した場所で

映画「悪霊島」のロケでも使われていて印象的なシーンでした。

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天井も高く雄大な造形でした。

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一枚で全ては入りきらず、感動したほど雄大な写真にはなりません。

写真だけでは満奇洞の姿がじゅうぶんに伝えられません。

新見に来られる時にはぜひ、満奇洞へお立ち寄り下さい。

住 所     新見市豊永赤馬2276-2

アクセス方法  中国自動車道 北房ICから車で約20分

       中国自動車道 新見ICから車で約30分

駐 車 場  あり

そ の 他   満奇洞管理事務所 0867-74-3100

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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