国産ジーンズ発祥の地 児島「ジーンズストリート」 ~倉敷市児島~

公開日 : 2018年03月28日
最終更新 :
筆者 : mami
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今回は野崎家の近くのジーンズストリートへ行ってみましょう。

幕末から繊維産業が発達した児島地域は

1960年代には国産ジーンズの製造が始まりました。

ヴィンテージジーンズがぶら下がり雰囲気があります。

ジーンズストリートは国産ジーンズ発祥の地として

その文化を発信しようとジーンズショップが軒を連ねています。

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ジーンズストリートのゆるキャラ「Gパンだ」もいます。

この「Dania japan(ダニアジャパン)」と

お隣りの「桃太郎ジーンズ」の2店舗から

ジーンズストリートは始まりました。

それ以来、シャッター街となりつつあった商店街に

地元ジーンズメーカーのショップや飲食店などが集まり

今や観光スポットとして注目を集めています。

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ジーンズショップだけでなく

こんなエントランスだけでも魅力的な骨董屋さん。

絵になるショップも色々とありますが

シャッターの閉まった店舗も目立ちます。

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店内撮影禁止のショップが多いので

店先ばかりの写真のオンパレードですが

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スタイリッシュなデニムショップがあれば

ほっこり系のデザインデニムのショプ。

デニム小物のショップ...。

一つ一つのショップがオリジナリティーに溢れています。

素材、染め、織り、縫製、加工まで、高い技術で高品質なジーンズは

海外でも有名なせいか外国人観光客の方も

ストリートの散策を楽しんでいらっしゃいました。

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ここがショップの中ではいちばん大きいかな。

国産デニムを開発し、日本初のカラージーンズを生産し

ベルボトムジーンズを発売するやいなや

日本中にブームを巻き起こしたこともある「BIG JOHN」です。

小物から新作ジーンズまで多種多様なものがあり

アウトレットコーナーもありました。

キズや色褪せたものが半額以下のお値段で買えますよ。

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ジーンズストリートの中でいちばん気になっていたのが

カフェ「RIVETS」さん。

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ここだけでしか食べられないインティゴソフトです。

綺麗なマリンブルーでしょ~。

ジーンズをイメージした藍色のソフトクリームです。

「この色は藍で付けられているのですか?」と、訊ねたら

「藍は元々、緑色で、上にかかったパウダーが藍です。

本当は藍で着色したかったけど、化学反応で青い色になるので

口にすることはできないんですよ。」とのお話しでした。

かすかな塩味とバニラがマッチして爽やかな

塩田とジーンズの街、児島らしい逸品です。

塩味のアイスって、やたらと甘いので苦手でしたが

このソフトクリームは胸を張ってご紹介できます。

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他にもセレクトショップとして児島特産の倉敷帆布のトートバッグや小物

デニム製品、Gパンだグッズなども揃っています。

住  所  岡山県倉敷市児島味野2-5-3

電  話  086-441-9100

定 休 日  火/水曜日、年末年始

営業時間  11:00~15:00 ※夏季の土日は10:00~16:00

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足元のマンホールもおしゃれでしょ!

刀の柄に巻く真田紐、足袋、軍服、学生服、と

時代に合わせて作るものを変えてきた児島。

安価な海外ファストファッションに押され苦戦を強いられていますが

今後も強かに繊維の街として生き残ってほしいと思います。

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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