歴史が息づく「岡山後楽園」の紅葉 ―後楽園界隈―
11月も下旬になると紅葉前線も南下し県庁所在地の岡山市内も紅葉に彩られてきました。岡山駅からアクセスもよく近くゆったりと紅葉を堪能できるのが岡山後楽園でしょう。日本三名園のひとつで約300年前に岡山潘主池田綱政が作らせた大名庭園です。
広い園内は芝生地や、池、築山、いくつもの亭舎があり歩きながら移り変わる景色を楽しむことができます。
あいにくの雨にもかかわらず多くの観光客が訪れる岡山の人気観光地のひとつです。上の写真の築山は「唯心山」と呼ばれ山腹にある建物が唯心堂です。この上からは園内が見渡せるので絶えず観光客が上っていきます。ちなみにここからの眺めはミシュラン2つ星に選ばれ世界が認めた(?)絶景といわれていますよ。
千入の森(ちしおのもり)にはモミジが100本近くありますが錦に彩られ、まさに絶景です。
千入(ちしお)とは"幾度も染める"という意味だそうで日ごと深まる紅葉の移ろいを表しています。
例年の見ごろは12月上旬までといわれているのでまだ間に合いますよ!
曲水に散るモミジ。風情がありますね。
木々の間から"寒翠細響軒"を臨みます。
どこから撮っても絵になる庭園ですが戦時中は空襲で園内の多くの建物が戦災に逢い戦後は進駐軍の宿舎となり園内には25㍍プールが作られていたとか!今では想像しがたい光景ですね。
園内にはいくつかの石碑が建てられています。その中のひとつ、この石碑は"津田永忠遺蹟之碑"といい永忠は藩の基盤整備に尽力し藩の財政も安定した後この後楽園を4年の月日をかけ作り上げた人物です
現在後楽園では「秋の幻想庭園」が11月26日まで開催中です。
明日25日の土曜日は着物で来園されると入場料が無料になります。
岡山城でも「秋の烏城桃源郷」が開催中です。
詳しくはこちらへ ⇒ ★
・住所:〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5
・連絡先:TEL:086-272-1148
・営業時間:17:00~20:30(入園は20:00まで)
・最寄りの駅:岡山駅
運がよければ「スカイビューバス」という屋根を透明にした
町の景観が楽しめるバスに乗り合わせることもあるでしょう。
先月から運行が始まったばかりで私もまだ姿を見たことがありません。
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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