佐賀県は「美肌の湯」の宝庫!トロトロ温泉を心行くまで堪能

公開日 : 2019年09月27日
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大分特派員の小野和伸です。今月初旬に「長崎県~佐賀県~福岡県」の日帰り温泉巡りを行い、佐賀県の嬉野温泉と武雄温泉に立ち寄りました。武雄市は、8月末に大雨の影響で大規模の冠水被害があった地域です。現在は通行可能ですが、一時期高速道路も災害復旧の為、武雄市から先は高速道路を通行していく事ができなくなっていました。

武雄市や嬉野市と言えば、温泉が有名です。それぞれ「武雄温泉」「嬉野温泉」という素晴らしい温泉地があります。

武雄温泉は、歴史ある建築物「楼門」「新館」などが有名な建物です。楼門は、東京駅を設計した辰金吾氏の設計したもので、釘を一切使わないで建てられています。そして、国の重要文化財に指定されています。

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楼門の奥に建てられている華やかな建物「新館」も、国の重要文化財です。美しいタイルの模様や当時の浴槽が保存されており、武雄温泉の資料館となっています。楼門も新館も大正時代に建てられているとのこと。

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今回私が入浴した温泉は、武雄温泉の「元湯」ですが、こちらの施設も温泉館の中では日本最古の建物と呼ばれています。浴槽は、あつ湯とぬる湯に分かれておりますが、ぬる湯でも40℃以上ありますので、少し熱く感じるかもしれません。天井は吹抜けとなっており、木造の骨組みを眺めながら浸かると、気持ちは明治時代にタイムスリップしてしまいます。

嬉野温泉は、日本三大美肌の湯と呼ばれる程の素晴しい温泉で、温泉に浸かるとまるで石鹸水の様なトロトロ感に包まれます。嬉野温泉では、「嬉泉館」の温泉に入浴しましたが、温泉の心地良さに、時間を忘れて楽しみました。

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嬉野温泉は、湯豆腐が有名な地域です。日本有数の美肌の湯に浸かり、ヘルシーな料理を味わえる点より、女性に大変お勧めな温泉地です。

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素晴しい温泉が堪能できる、武雄温泉と嬉野温泉。しかし、風評被害で利用者が激減しているというお話を現地で聞きました。武雄温泉は確かに水害がありましたが、温泉や旅館が集中している地域には、私が見る限り被害は感じられませんでした。

また、佐賀県は朝鮮半島に近い為、韓国からの観光客が多い地域でしたが、関係が悪化した影響で、海外からの利用者も激減しています。

武雄温泉も嬉野温泉も、素晴しい温泉が湧き出ている温泉地です。誰も入浴する方が居なければ、湧き出た新鮮な温泉は、そのまま捨てられているのと同じです。凄く勿体ないと感じます。

九州は素晴らしい温泉地が沢山あります。しかし、今は九州北部を、特に佐賀県など如何ですか?

今回私が利用した施設

<武雄温泉 元湯(温泉)>

アクセス:長崎道「武雄北方IC」より、自動車で約15分

駐車場:有

<嬉野温泉 嬉泉館(温泉)>

アクセス:長崎道「嬉野IC」より、自動車で約5分

駐車場:有

<嬉野温泉 宗庵よこ長(食事)>

アクセス:長崎道「嬉野IC」より、自動車で約5分

駐車場:有

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