トップ > 日本 > 小笠原特派員 > 神奈川県で「絶海の自然 硫黄列島をゆく」開催中

日本国内日本国内/小笠原特派員ブログ

神奈川県で「絶海の自然 硫黄列島をゆく」開催中

カテゴリー:イベント・行事・お祭り / 自然・風景 投稿日:2021年10月 1日

神奈川県立 生命の星・地球博物館で開催中の特別展示「絶海の自然 硫黄列島をゆく」を紹介します。

210516151316_1.jpg

画像提供:神奈川県立 生命の星・地球博物館



小笠原村には南硫黄島(みなみいおうとう)という、島全体が天然記念物として保護されている珍しい島があります。

zenkei.jpg
画像提供:鈴木創


南硫黄島は観光地の父島・母島からは約300km離れており、硫黄島(いおうとう)・北硫黄島(きたいおうとう)とともに火山列島を成しています。小笠原村の一部ですが父島・母島から遠いこともあり村民といえども上陸はおろか、めったに目にする機会さえもない島々です。


硫黄島と北硫黄島には人が定住したことがありますが、南硫黄島は過去に人が定住したことがなく、まさに「手つかずの自然」が残るため原生自然環境地域に指定され立ち入りが禁止されています。


このような島は世界的に見てもたいへん貴重な存在です。


人が住まなかった(住めなかった)のは、この急峻な地形のためです。

zenkei2.jpg
画像提供:鈴木創


島の周囲は7.5km、面積は3.5平方kmしかないのに標高は916mもあり伊豆諸島・小笠原諸島の最高峰です。


皇居の広さに東京タワー3個分の高さをもつ平均斜度45度の島です。



そんな島を海から見上げると......。

zenkei3.jpg
画像提供:鈴木創


厳しい......厳しすぎる......。


山頂まで登るんだと考えると、かなり心がザワつく景色ですね。




当然桟橋はなく船から泳いで上陸します。

jyouriku.jpg
画像提供:鈴木創




山頂までは垂直に近い崖を登り平均斜度45度を歩きます。

gake.jpg
画像提供:鈴木創




心休まるはずのベースキャンプは高波と崩落のスキマを利用

camp.jpg
画像提供:鈴木創




そんな人の上陸を拒む島に挑んだ男たちです。

member.jpg
画像提供:鈴木創


過酷なはずなのに、この充実感あふれる楽しそうな顔!



彼らは南硫黄島の自然環境を調査する研究者と上陸をサポートするプロダイバー、登頂ルートを工作するトップクライマー、調査地点まで機材を荷揚げするサポート隊の面々です。


2017年6月に10年ぶりとなる南硫黄島の総合学術調査が行われました。

zenkei.jpg
画像提供:鈴木創



その南硫黄島調査についての特別展示「絶海の自然 硫黄列島をゆく」が2021年10月31日まで開催中です。

210516151316_1.jpg

画像提供:神奈川県立 生命の星・地球博物館


たいへん貴重な機会となっています。調査隊が体験した厳しくも美しい原生自然の魅力を感じてください。





絶海の自然 硫黄列島をゆく

■開催場所 神奈川県立 生命の星・地球博物館 神奈川県小田原市入生田499

■開催期間 2021年7月17日(土)から10月31日(日)

■開催時間 9:00~16:30(入館は16::00まで)

※来館予約制



来館予約など詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。

神奈川県立 生命の星・地球博物館




記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。

村上義弘(よっしー)

日本国内・小笠原特派員の村上義弘(よっしー)が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

いっしょに読みたい 関連記事

最近の画像

画像一覧へ

月別記事一覧

特派員プロフィール

日本国内日本国内/小笠原特派員
名前:村上義弘(よっしー)

村上義弘(よっしー)

20代に世界を放浪し、2001年から小笠原諸島に移り住む。父島で海と山と星空のガイド「たびんちゅ」を営みつつ、小笠原の大自然から教わったヨガを伝える。一年のうち2ヶ月は旅するという根っからの旅人。たびんちゅHP DISQUS ID @ogs_ysi

小笠原特派員トップにもどる

その他の東京都の特派員

東京に泊まる

その他のエリアから探す

特派員募集中!

日本国内、海外を問わず特派員は随時募集しております。ご興味のある方はぜひご応募を!

小笠原特派員トップにもどる

トップ > 日本 > 小笠原特派員 > 神奈川県で「絶海の自然 硫黄列島をゆく」開催中

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について