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小笠原諸島【ホエールウォッチング】のベストシーズン到来

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2021年3月 2日

夏は餌が豊富な北の海域で過ごしているザトウクジラは、冬になると出産・子育てのために小笠原諸島、ハワイ諸島などの暖かい海域に回遊してきます。

ザトウのテール - コピー.jpg

画像提供:Milphin あいland Guide



小笠原諸島では12月頃から5月頃まで島周辺で観測され、なかでも2月、3月はボートツアーはもちろん、陸上からでも見られる確率が高いホエールウォッチングのベストシーズンです。


2021年の今年もベストシーズンを迎えたホエールウォッチングについて紹介します。


まずは陸上からの観察にはウェザーステーション展望台のように海が広く見渡せる場所がおすすめ!

P2080017.jpg



ウェザーステーション展望台にはザトウクジラの行動を紹介した解説パネルが設置されています。

P2080015.jpg



海全体を広~く見ていると、時折ブロウが上がります。

ブロウはザトウクジラが呼吸をする際に海面から上がる白い霧状のものです。

P2080016.jpg



ブロウが上がった場所を双眼鏡で見るとザトウクジラの背ビレや尾ビレ、運がよければブリーチングと呼ばれるダイナミックなジャンプが見られるかも!

P2080021.jpg



クジラからはちょっと距離がありますが、アチコチで上がるブロウを見ているとこんなに近くに、こんなに多くのクジラたちが生活をしているんだと実感できます。

また船に弱い方も安心して楽しめます。


陸上から観察するときは、

1.双眼鏡を使ってみよう
  肉眼ではただの水飛沫に見えても双眼鏡を使えば迫力のブリーチングが見られることも!
  双眼鏡で見るコツは目視で場所を確認してから、双眼鏡の視野をそこに合わせるようにすることです。


2.防風対策をお忘れなく
  天候・風向きによっては風が冷たく寒い日もあります。
  ウインドブレーカーなどの風を通さない上着を持っていきましょう。


3.レンタバイク、レンタカーが便利
  ウェザーステーション展望台までは大村地区から徒歩30分程度ですが、急こう配なのでエンジンつきの乗り物があればベターです。
  なければタクシーを利用するか頑張って歩きましょう!


4.お弁当を用意して行くのもおすすめ
  天候がよく暖かい日ならウェザーステーション展望台でランチをするのも気持ちがいいですよ。
  ポカポカ陽気の日はお昼休憩の島民でにぎわっていることも。




船でクジラを探すホエールウオッチングツアーに参加すると、もっと近くでザトウクジラに出合える確率が上がります。

ハートロックとクジラ.jpg

ハートロックをバックに上がるザトウクジラのブロウ 画像提供:Milphin あいland Guide



小笠原諸島では人間のウオッチング行為がクジラたちの自然な行動を妨げないようにホエールウオッチングの自主ルールをいくつか定めています。

そのなかのひとつに、ザトウクジラから100m以内には侵入禁止、というものがあるため、ホエールウオッチング船はクジラとの距離が100mになったらエンジンを停止して自ら近づくことはありません。


でも停まっている船にクジラから近づいてくることもあり、運がよければこんな間近にザトウクジラと出合えることも!

2頭のザトウ.jpg

画像提供:Milphin あいland Guide



ウオッチングしているみんなの歓声が聞こえてきそう。

ザトウ接近!.jpg

画像提供:Milphin あいland Guide



ブロウの虹もキラリ!ブロウ虹.jpg

画像提供:Milphin あいland Guide



こんな大迫力のブリーチングが見られたら感動ですね。

ザトウクジラ ブリーチ! - コピー.jpg

画像提供:Milphin あいland Guide



しかしながら相手は野生動物なので、どんな出合いになるかはそのとき次第。

あなたが出合えたその瞬間を大切にお楽しみください。



ホエールウオッチングツアーに参加するときは

1.防風対策をしっかりと(上の写真も参考になります)。
  走る船上は常に風が当たるため寒いです。
  また波飛沫がかかることもあります。
  風を通さず、濡れても大丈夫なウインドブレーカーなどをお忘れなく。


2.酔止め薬を忘れずに
  冬の海は揺れることも多いため酔止め薬は必ず用意しましょう。


3.半日ツアーもおすすめ
  船酔いが不安な方は半日ツアーに参加して様子を見るのもおすすめです。


4.動画を上手に活用しよう
  どこから出てくるかわからないクジラのいい瞬間を写真でとらえるのは至難の業です。
  動画で撮ってベストな瞬間を切り取るのもおすすめです。



ベストシーズンを迎えたホエールウオッチングをぜひ小笠原諸島でお楽しみください!


ホエールウオッチング催行業者については小笠原観光協会のウェブサイトをご覧ください
https://www.ogasawaramura.com/play/activity/sea/zatou/



なお今回ザトウクジラの画像を提供いただいたMilphin あいland Guide さんは鯨類大好きガイドさんですが、普段は森歩きツアーなどを開催されています。


※地図は陸上での観察におすすめのウェザーステーション展望台を示しています。

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村上義弘(よっしー)

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村上義弘(よっしー)

20代に世界を放浪し、2001年から小笠原諸島に移り住む。父島で海と山と星空のガイド「たびんちゅ」を営みつつ、小笠原の大自然から教わったヨガを伝える。一年のうち2ヶ月は旅するという根っからの旅人。たびんちゅHP DISQUS ID @ogs_ysi

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